2022年3月の国内スタートアップ評価額ランキングでは、Global Mobility Serviceが20位に新規ランクインを果たした。他ランクイン企業の顔ぶれに変化はないものの、HIROTSUバイオサイエンスとアストロスケールホールディングスの評価額が若干上昇した。企業評価額が1,000億円を超えている企業は10社で、ランキングの半数を占めている。リキッドグループは、2022年2月に公表した暗号資産取引プラットフォーム「FTX.COM」を運営するFTX TradingからのM&Aを3月に入り実行し、ランキングから除外された。登記簿より、HIROTSUバイオサイエンスの2022年1月末の資金調達を新たに確認し、評価額が先月より約1億円上昇した。アストロスケールホールディングスは登記簿より約8億3,000万円の資金調達を確認。評価額は995億円となった。同社は2月、欧州宇宙機関(ESA)元長官であるヤン・ヴァーナー氏と、弁護士の野口祐子氏が社外取締役に就任したことを発表。両名は成長戦略、技術ロードマップ、法規制、事業開発、内部ガバナンスに関する助言を行う。
今月は、先述したHIROTSUバイオサイエンスとアストロスケールホールディングスに加え、HIKKYの計3社の累計資金調達金額が増加した。世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」を運営するHIKKYは、メディアドゥを引受先とする5億円の第三者割当増資を実施し、同時に資本業務提携を締結した。これにより累計資金調達金額は70億円に到達。調達した資金は自社で開発するスマートフォン及びPCブラウザ上で動くVRコンテンツ開発エンジン「Vket Cloud」を中心としたVR関連サービスの開発体制の強化や組織基盤強化などに充当するとしている。
花王とPFN、「仮想人体生成モデル」を共同開発https://www.preferred.jp/ja/news/pr20220228/(2022/02/28)
石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet」80μmが、山形市が発行する「蔵王トレッキングガイドマップ」に採用https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000229.000016815.html(2022/02/16)
VR法人HIKKY、世界100都市をメタバース化する『パラリアルワールドプロジェクト』を発足https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000162.000034617.html(2022/02/17)
スルガ銀行とGMSが業務提携 ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)の実現に向けFinTechを活用した新しい自動車ローンの提供を開始 ―全国初 WEB完結型 地方銀行提携ローン!!―https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000029681.html(2022/02/14)
▼このような人におすすめ
・資本業務提携を検討しているスタートアップまたは大手企業の方・2021年注目を集めた資本業務提携の概要を把握したい・資本業務提携のスムーズな進め方を知りたい・各企業の資本業務提携の背景と展望が知りたい
スタートアップとの協業を目指す企業様に向けた、スタートアップを「探せて」「繋がれる」サービス。 ENTERPRISEプランでは、情報を検索・閲覧できるだけではなく、スタートアップと協業を実現させるサポートまでワンストップで支援いたします。