国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎月、スタートアップの年内における合計資金調達金額のランキングを発表している。今月からは、先月に発表された資金調達に焦点を当てたランキングを新たに加え、年間のサマリーとともに掲載していく。
・ タイミーによる183億円の資金調達が今月のTOP、2022年累計のランキングでも4位に・ 五常・アンド・カンパニーは70億円の資金調達を発表し、2位にランクイン・ 10億円以上の資金調達を発表した企業数は13社
2022年11月は、タイミーによる183億円の資金調達が発表され、注目を集めた。本調達は、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行などの大手銀行からの借入によるもので、長期借入やコミットメントライン(融資枠)などを含む。今回の調達では、同社の直近の事業拡大による財務実績や将来性を踏まえた信用力が評価された。いずれも無担保・無保証・希薄化無し、借入金利はAll-in costで年利1.0%未満と、調達条件・コストを抑えた上での資金調達額最大化を実現している。同社が提供するスキマバイトサービス「タイミー」の高成長により事業運営に必要な運転資金が急激に増大していた中、無担保無保証かつ低金利での借入のみによる大型資金調達に至った。今後も安定した資金調達基盤の確立を行うべく、適正な財務バランスを構築しながら資金使途に応じた調達手法の多様化を進めていく。五常・アンド・カンパニーは第三者割当増資による70億円の資金調達を発表。GMO VenturePartners、TGVest Capital、SOMPOホールディングスのCVCからの追加出資に加え、計21社にのぼる国内外の機関投資家と、複数の個人投資家が引受先となっている。マクロ経済の不安定化、ロシアによるウクライナ侵攻、ミャンマー及びスリランカの政情不安など厳しい事業環境の中、五常グループへの信頼と今後の成長への期待により、既存株主のリードによる資金調達が実現しました。過去最高の新規融資額を達成したインド事業、周辺国の政情不安にいち早く対応したタジキスタン事業が成長を牽引する中、今後はインドを中心に、成長が再加速する既存グループ会社の財務基盤強化とデジタル化を推進しつつ、アジア・アフリカ地域における新たな投資先の買収等にも注力していく。また、ミラティブが34億円の資金調達を実施。MIXI、丸井グループ、KDDI Open Innovation Fund 3号、バンダイナムコエンターテインメント、セガの5社からの第三者割当増資と、商工組合中央金庫、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行からの融資となっている。今後は日本のSNS・スマホゲーム業界を牽引してきたMIXIやゲーム・エンタメ業界を代表するバンダイナムコエンターテインメント、セガが培ってきたゲーム体験やIPとライブゲーミングの融合をさらに推進。また、関東を中心に大型店舗を持つ丸井グループや日本の通信事業を代表するKDDIと連携することで、オフラインを含めたコミュニティを盛り上げ、クリエイターエコノミーを支援していく。
・ タイミーと五常・アンド・カンパニーが、それぞれ4位と16位に新規ランクイン・ TOPは依然として自然電力、UPSIDER、アルムの3社・ 年内の合計資金調達金額が100億円を突破した企業数は9社に
2022年の1月から11月の合計調達金額では、11月に大型調達を実行したタイミーが4位、五常・アンド・カンパニーが16位に新規ランクインを果たした。また、合計資金調達金額が100億円を超えた企業は9社にのぼる。Spiberとソフトバンクロボティクスグループについては、累計資金調達金額が1,000億円を超えており、今後の動きに引き続き注目が集まる。TOP3の顔ぶれは先月から変化が無く、自然電力、UPSIDER、アルムが依然として上位を占めている。
挑戦者を応援する法人カード「UPSIDER」利用企業様向け優待プログラム「Boost Your Business」を発表https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000076272.html(2022/11/10)
SynspectiveとGCRSがインド・南アジアでのパートナーシップを発表。重要インフラ・鉱業領域におけるSAR衛星ベースのリスク分析ソリューションを提供https://synspective.com/jp/press-release/2022/partnership_with_gcrs/(2022/11/15)
モデルナ・ジャパンとアルム、新型コロナウイルス感染症拡大抑制と社会経済活動活性化の両立を目指す感染症対策DXの構築に向けた「戦略的パートナーシップ」締結のお知らせhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000044577.html(2022/11/30)
国内初自動運転EVを用いた無人搬送サービス提供を開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000040119.html(2022/11/30)STARTUP DBでは次月以降も引き続き、国内スタートアップ資金調達金額ランキングと主要トピックに関する記事をリリースしていく。
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