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【8月第5週資金調達】多くのピッチコンテスト優勝を誇るInahoが資金調達など

2019-09-02
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部
【8月第5週資金調達】ピッチコンテスト4連覇のInahoが資金調達など

注目の大型調達企業

Inaho

「人がやらなくていいことは、人がやらなくていい世界を作る」という目標を掲げ2017年に設立された。主に農家の負担を少しでも削減できないかと考えられ、開発された収穫ロボットの提供を行なっている。

調達額:非公表調達先:dof / 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ / 創発計画(他、複数個人投資家)

「人がやらなくていいことは、人がやらなくていい世界を作る」という目標を掲げ2017年に設立された。主に農家の負担を少しでも削減できないかと考えられ、開発された収穫ロボットの提供を行なっている。 収穫ロボットとは人工知能を使った野菜収穫ロボットである。人工知能を活用した画像認識技術によって、野菜のサイズや形を読み取り野菜に病害があるか否かを自動的に判断し自動的に収穫してくれるものだ。2019年2月には富士通アクセラレータープログラムピッチコンテストで最優秀賞&PR TIMES賞を獲得する。今回の受賞は、2018年12月開催の「X-Tech Innovation」、2019年2月開催のMURCアクセラレータ「LEAP OVER」、ICC「スタートアップカタパルト」に続く、スタートアップ向けピッチコンテストでは、4回連続での優勝を誇る。 2019年8月には第三者割当増資を実施。今回の資金調達により、野菜収穫ロボットの量産と対応作物の拡大、人員の拡充、他社提携を含めたマーケティング施策を進める。対応作物については、現在はアスパラガスのみだが、きゅうりやトマトへの対応目指していく。

▼Inaho共同代表の菱木豊氏STARTUP DBインタビューhttps://media.startup-db.com/interview/inaho-hisiki

983年神奈川県生まれ。鎌倉育ちの鎌倉っ子。不動産コンサルティング会社に入社し、4年後に独立。震災復興のための野外フェスの主催、鎌倉の地域活動「カマコンバレー」の運営、「The Wave(湯川塾)」の事務局など、幅広い分野で活動。2014年に大山宗哉(現COO)らと株式会社omoroを設立。不動産Webサービスを開発運営後、事業を売却。2017年にinaho株式会社を設立し、AIを活用した野菜収穫ロボットの開発に取り組む。富士通アクセラレータプログラム「第7期ピッチコンテスト」最優秀賞、ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」優勝など受賞歴多数。

■菱木豊(ひしき・ゆたか)1983年神奈川県生まれ。鎌倉育ちの鎌倉っ子。不動産コンサルティング会社に入社し、4年後に独立。震災復興のための野外フェスの主催、鎌倉の地域活動「カマコンバレー」の運営、「The Wave(湯川塾)」の事務局など、幅広い分野で活動。2014年に大山宗哉(現COO)らと株式会社omoroを設立。不動産Webサービスを開発運営後、事業を売却。2017年にinaho株式会社を設立し、AIを活用した野菜収穫ロボットの開発に取り組む。富士通アクセラレータプログラム「第7期ピッチコンテスト」最優秀賞、ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」優勝など受賞歴多数。

五常・アンド・カンパニー

2014年7月に慎泰俊氏によって設立された会社。慎氏は朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了、モルガン・スタンレー・キャピタルなどを経て、創業。カンボジア・スリランカ・ミャンマーの3カ国で4万人以上の顧客を抱えており、マイクロクレジットを中心とした金融サービスを提供している。ミッションは「2030年までに民間版の世界銀行となり、世界70ヶ国で1億人以上の顧客に金融サービスを提供し、金融アクセスを人類にとって当たり前のものにすること」である。

調達額:26億円調達先:SOMPOホールディングス / セブン銀行 / 丸井グループ / 国際協力機構(シリーズCラウンド)

2014年7月に慎泰俊氏によって設立された会社。慎氏は朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了、モルガン・スタンレー・キャピタルなどを経て、創業。カンボジア・スリランカ・ミャンマーの3カ国で4万人以上の顧客を抱えており、マイクロクレジットを中心とした金融サービスを提供している。ミッションは「2030年までに民間版の世界銀行となり、世界70ヶ国で1億人以上の顧客に金融サービスを提供し、金融アクセスを人類にとって当たり前のものにすること」である。 現地国企業の買収・設立を通じて世界中に五常のマイクロファイナンス子会社をもち、各国での適切な経営のもと、質の高いサービスと従業員を育て、事業を拡大している。 同社はこれまで大型の資金調達が続いており、2019年8月には26億円の資金調達を実施した。今後はインドで展開する指紋認証を活用した融資などを他国に広げることを検討しており、さらなるアジアへの事業拡大を目指している。

いちから

調達額:7億円調達先:KLab / SBIインベストメント(他、中国系投資会社を含む)

「魔法のような、新体験を。」をミッションに2017年5月に設立された。主要サービスである「にじさんじプロジェクト」は多種多様なインフルエンサーが所属するVTuber/バーチャルライバープロジェクトだ。 同サービスでは次世代のエンタメを加速させていくことを目的に、約80名のライバーと共に、YouTube等の動画配信プラットフォームを作ろうとしている。2019年4月にはバーチャル空間上にアバターでまとまって入店し、キャストと会話を楽しんだり、一緒にゲームをして遊んだりすることができる新感覚のサービス「ユメノグラフィア」を発表した。 2019年8月には7億円の資金調達を実施。ここから採用強化や、コンテンツ制作に関する設備投資を進める。また、中国企業との共同プロデュースによる中国向けVTuber事業をはじめとする海外市場の展開も強化するほか、VRを活用したバーチャル世界キャラクターとの双方向コミュニケーションサービス「ユメノグラフィア」などの新規事業も拡大させる予定だ。

Gracia

Candleにて一年間フルタイムで働いた経験を持つ代表の斎藤拓泰氏をはじめとする、東京大学在学中の3人の取締役によって設立された。

調達額:5億円調達先:ANRI / SMBCベンチャーキャピタル / グロービス・キャピタル・パートナーズ / スパイラルベンチャーズ /ドリームインキュベータ / マネックスベンチャーズ /大湯俊介 / 有安伸宏 / 福島良典 / 遠藤崇史

Candleにて一年間フルタイムで働いた経験を持つ代表の斎藤拓泰氏をはじめとする、東京大学在学中の3人の取締役によって設立された。 Graciaが手がける「TANP」は、ギフトに特化したECサービスだ。専属のギフトコンシェルジュが在籍しており、またギフトをメールやSNSを通じて手軽に贈れるなど、ギフト選びに嬉しい様々なオプションが揃っている。 2019年8月28日には、グロービス・キャピタル・パートナーズ等から5億円の資金調達を行ない、マーケティングと体制強化を進めるほか、年内のアプリ投入も計画する方針だ。

ポケットマルシェ

「世なおしは、食なおし」「都市と地方をかき混ぜる」がテーマである情報誌「東北食べる通信」編集長でもある高橋博之氏によって2015年に設立された。

調達額:3億3000万円調達先:OKBキャピタル / いわぎん事業創造キャピタル / インスパイアPNBパートナーズ / 小橋工業 / 電通(他、個人投資家)

「世なおしは、食なおし」「都市と地方をかき混ぜる」がテーマである情報誌「東北食べる通信」編集長でもある高橋博之氏によって2015年に設立された。 全国の生産物を直接生産者から購入することが出来る『ポケットマルシェ』では、出店者は漁師と農家のみであり中間企業は全く介さないで行うため比較的安い値段で購入することが可能。また直接生産者とやり取りすることによって、より旬で新鮮なおいしい食材を手に入れることができる。更に生産者から直接送ってもらった食材の通な食べ方を教えてもらったり、生産者に直接感想を伝えることが出来たりするのも大きな特徴。 2019年8月にはOKBキャピタル、いわぎん事業創造キャピタル、インスパイアPNBパートナーズ、小橋工業、電通、他個人投資家を引受先とする3億3000万円の資金調達を実施した。調達した資金を活用して、プロダクトの改善、ファンベースの推進、生産者のエンパワーを加速し、新たな事業開発も行っていく方針である。

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