深層学習・AIワークロード向けのクラウドサービスを提供するPreferred Networks、総額190億円の資金調達を実施！生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むTuring、プレシリーズAラウンド累計で55億5,800万円の資金調達を完了！【最新スタートアップニュース】
2025-01-14
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STARTUPS JOURNAL編集部
国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
・深層学習・AIワークロード向けのクラウドサービスを提供するPreferred Networksが総額190億円の資金調達を完了！国内外の生成AI市場で競争力を高め、日本発の先進的AI技術を軸にさらなる成長を目指していく予定。
・生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むTuringが、プレシリーズAラウンド累計で55億5,800万円の資金調達を完了！MLエンジニアを中心とした人材採用も進められ、技術力の強化を図る計画。
・Z Venture Capital、300億円規模の新ファンド「ZVC2号投資事業組合」を組成！ファンドを通じて新興分野への挑戦を進め、次世代イノベーションの加速を目指している。
深層学習・AIワークロード向けのクラウドサービス「Preferred Computing Platform™(PFCP™)」などを提供する東京大学発スタートアップのPreferred Networksは2024年12月23日、SBIグループをリードインベスターとした第三者割当増資と金融機関からの融資により、総額190億円の資金調達を実施したことを発表した。
同社は、AI技術のバリューチェーンを垂直統合し、ソフトウェアとハードウェアを高度に融合した製品やソリューションを提供するスタートアップ企業である。同社のAIプロセッサー「MN-Core™」を搭載したスーパーコンピュータは、電力効率の世界ランキングで1位を獲得しており、高い計算効率と低消費電力を両立させた技術が評価されている。さらに、生成AI基盤モデル「PLaMo™」の開発やAI向けクラウドサービス「Preferred Computing Platform™」を提供するなど、多岐にわたる領域で活躍している。
今後は、2025年春頃にかけて継続的な資金調達を行う予定だという。これにより、国内外の生成AI市場で競争力を高め、日本発の先進的AI技術を軸にさらなる成長を目指していく計画である。
生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むTuringは2024年12月25日、政府系ファンド「JIC VGI」を含む投資家や金融機関から追加調達し、プレシリーズAラウンドの資金調達総額が55億5,800万円に達したと発表した。
同社は、AIによるE2E（End-to-End）方式の完全自動運転システムを開発する日本発のスタートアップ企業であり、カメラデータを用いた運転判断に加え、複数種類のデータを活用するマルチモーダル生成AI「Heron」や自動運転向けの生成世界モデル「Terra」などの独自技術を開発している。また、運転環境を解析し自然言語で説明できる「CoVLA Dataset」も提供しており、2030年までにハンドルのない完全自動運転車の開発を目指している。
調達した資金の一部は、2025年に都内で完全自動運転のデモンストレーションを行う「Tokyo30」に使用されるという。このプロジェクトの成功により、自動運転技術の社会実装が加速すると期待される。また、MLエンジニアを中心とした人材採用も進められ、技術力の強化を図る計画だ。さらに、国内外のモビリティ産業における影響力を拡大し、次世代交通の新たな可能性を切り開くことを目指している。
2025年1月1日、Z Venture Capitalは、300億円規模の新ファンド「ZVC2号投資事業組合」を立ち上げたと発表した。同社はLINEヤフーの連結子会社であり、今回の取り組みを通じて、日本最大級のコーポレートベンチャーキャピタル（CVC）としての地位をさらに強化していくとしている。
「ZVC2号」では、LINEヤフーの事業基盤であるメディア、コマース、フィンテック、AIといった分野に加え、宇宙技術やロボティクスといったDeepTech領域への積極的な投資を行う方針を掲げている。また、シードステージからレイターステージまで全ての段階での投資を対象とし、日本、韓国、米国を拠点としたグローバル投資をさらに強化するという。
Z Venture Capitalは、ファンドを通じて新興分野への挑戦を進め、次世代イノベーションの加速を目指している。「VALUE BEYOND CAPITAL FOR THE FOUNDERS OF THE FUTURE」というビジョンを掲げ、スタートアップとの共創を通じて未来を切り拓く姿勢を貫いていくとしている。
調達額：190億円
調達先：SBIホールディングス（リード） / ワコム / 三菱商事 / 日本政策投資銀行 / 積水ハウス投資事業有限責任組合 / りそな銀行 / 三井住友銀行 / 三菱UFJ銀行 / 商工組合中央金庫
備考：ファーストクローズ / SBIホールディングスと資本業務提携 / 融資を含む
調達額：55億5,800万円
調達先：JICベンチャー・グロース・ファンド2号投資事業有限責任組合 / JR西日本イノベーションズ / NCBベンチャーキャピタル / 盛島正人 / みずほ銀行
備考：プレシリーズA 追加ラウンド/株式調達は8億2,000万円、みずほ銀行から2億円の融資/プレシリーズAラウンドの調達金額は総額55億5,800万円 / JR西日本イノベーションズとは資本業務提携 / 融資を含む
調達額：40億7,000万円
調達先：セブン-イレブン・ジャパン / 大和ハウスベンチャーズ / SMBCベンチャーキャピタル / 崎陽軒 / CBC / 中信ベンチャーキャピタル / Mizkan / ヨシコン / いよぎんキャピタル / 三井住友銀行 / 京都中央信用金庫 / 京都信用金庫
備考：シリーズCラウンド / シリーズCラウンド総額40億7,000万円 / 累計調達額67億1,000万円 / 融資を含む
調達額：30億円
調達先：三菱UFJ信託銀行 / SuMi TRUSTイノベーションファンド / ゼンリンフューチャーパートナーズ
備考：シリーズBラウンド / シリーズBラウンド累計30億円
資本面・事業面での緊密な連携を通じて、日本の医療・健康領域での継続的な事業成長と社会貢献を目指す方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000064327.html (2024/12/23)
EVバッテリーを通じた持続可能な社会の実現や環境への貢献をさらに強化していく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000146817.html (2024/12/25)
ロケットの量産化を視野に入れた原価低減やリードタイム短縮、量産体制の構築やサプライチェーンの強化、コーポレートガバナンスの強化に向けて共同で取り組む方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000043667.html (2024/1/7)
M&A発表日：2025/01/08
取得日：2025/01/08
買収額：非公開（株式譲渡による連結対象会社化）
買収先：GMOペイメントゲートウェイ
M&A発表日：2024/12/16
取得日：2024/12/23
買収額：非公開（株式譲渡による子会社化）
買収先：エアトリ
M&A発表日：2025/01/06
取得日：2025/01/06
買収額：非公開（全株式を譲渡し完全子会社化）
買収先：デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー
M&A発表日：2025/01/06
取得日：2025/01/06
買収額：非公開（全株式を譲渡し完全子会社化）
買収先：デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー
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