国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
事務作業や翻訳など、幅広い業務を依頼できる「オンラインアシスタント」を展開するBPOテクノロジーは11月20日、第三者割当増資で5億円を調達したと発表した。
同社が展開する「フジ子さん」は、メールやチャットなどを通じて、経費精算や人事労務などの事務作業や翻訳などの業務を依頼できるサービス。公式サイトでは「パソコンで出来る業務なら何でも」頼めると謳う。
同社は発表のなかで、アメリカでは経営者の7割がオンラインアシスタントを活用する一方で、日本では利用経験のある事業者は3%程度だとし、浸透を図りたいとする。調達をきっかけに「フジ子さん」として活動する人材の獲得や、サービスの自動化に向けた開発を加速させる。
出版大手の小学館は11月21日、アニメグッズなどの越境EC(電子商取引)事業などを手がけるTokyo Otaku Modeの発行済み全株式を取得したと発表した。取得額は非公表。
Tokyo Otaku Modeは2012年設立。アニメグッズなどを海外向けに販売する越境EC事業やオリジナルグッズの開発などを手がけてきた。小学館はかねてからTokyo Otaku Modeが有する海外への発信力や通販事業のノウハウを高く評価していて、事業提携を含めた協議の結果、買収に至ったという。
Tokyo Otaku Modeは今後も、小学館グループが保有するものに限らず、「あらゆる日本のコンテンツ産業」(発表)の海外事業に関わっていくとしている。
国が推進する中小企業技術革新制度(SBIR)のうち、国土交通省が所管する領域の採択企業が相次いで発表されている。
SBIRは、研究開発型スタートアップに対して補助金を交付するとともに、政府調達への参加機会拡大などの支援措置を講じる制度。各省庁ごとに異なるテーマで公募が進められている。
このうち、国土交通省が進める大規模技術実証(フェーズ3)について、複数のテーマで採択企業が公表されている。採択された企業は以下の通り。
テーマ:
「AUV(自律型無人潜水機)・ROV(遠隔操作型無人潜水機)を活用した港湾鋼構造物の点検効率化・高度化に関する技術開発・実証」
採択企業:
FullDepth
事業概要:
小型AUVを用いた日常的な港湾構造物点検システム開発
交付上限額:
2億円
採択企業:
Universal Hands
事業概要:
水中吸着ドローンによる自律非破壊検査
交付上限額:
2億円
テーマ:
「港業務の生産性向上に関する技術開発・実証」
採択企業:
avatarin
事業概要:
空港業務の人手不足の抜本的解決に向けたアバターロボットの大規模実証
交付上限額:
5億2,100万円
採択企業:
ダイナミックマッププラットフォーム
事業概要:
空間IDを活用した空港内情報集約基盤「VIPS」の開発
交付上限額:
2億7,500万円
テーマ:
「都市デジタルツインの技術開発・実証」
採択企業:
リアルグローブ
事業概要:
3D都市モデル自動作成・自動更新システムの開発及び実証
交付上限額:
8億5,000万円
採択企業:
スペースデータ
事業概要:
AI技術を活用した高精度デジタルツインの構築
交付上限額:
7億円
採択企業:
ユーカリヤ
事業概要:
3D都市モデルに対応した次世代WebGISエンジンの開発と社会実装
交付上限額:
18億2,500万円
調達額:5億円
調達先:未来創生3号投資事業有限責任組合 / 日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合 / みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合 / PKSHA SPARX アルゴリズム1号投資事業有限責任組合 / QXLV2号投資事業有限責任組合 / basepartners2号投資事業有限責任組合
調達額:4億円
調達先:MPI-2号投資事業有限責任組合
備考:シリーズBラウンド
調達額:1億6,000万円
調達先:Partners Fund
調達額:1億4,000万円
調達先:日本スタートアップ支援協会 / YazawaVentures / アーキタイプベンチャーズ / ユナイテッド / 個人投資家
備考:プレシリーズAラウンド
新サービス!「独業道」登場 - フリーランスエンジニアのための効率的なマッチングプラットフォーム
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000129013.html(2023/11/22)
国土交通省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)空港分野に採択されました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000057072.html(2023/11/22)
TBM、日本発の環境配慮型素材を取り揃えたB2B向けマーケットプレイス 「Green Sourcing Hub」β版をローンチ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000324.000016815.html(2023/11/24)
微生物、細胞、遺伝子の探索・解析などバイオテクノロジー分野における革新を加速させ、共にバイオエコノミー社会の実現に取り組んでいくとしている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000068897.html(2023/11/22)
データプラットフォーム「UNIVERSE」を軸とした事業のさらなる拡大を推進するとともに、顧客の課題解決を実現し、企業価値の最大化を目指していくとしている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000064055.html(2023/11/22)
M&A発表日:2023/11/20
取得日:2024/1/1
買収額:非公開
買収先:Waqoo
M&A発表日:2023/11/22
取得日:非公開
買収額:非公開
買収先:小学館
【新規上場企業】
上場日:2023/11/22
公開価格:1,790円
初値:3,090円(公開価格比:+1,300円、+72.6%)
時価総額初値:19億7,700万円
【新規上場承認】
承認日:2023/11/20
上場日:2023/12/22 ~ 2023/12/28