ランク圏外だったADVASAが、2023年1月時点で評価額2位に躍り出た。同社は1月6日、評価額2,000億円で資金調達を実施したと発表。STARTUP DBの調査では2,301億円となっている。調達額や出資元などは公表していない。
EWA(Earned Wage Access)=給与即時アクセスを実現するツールの「FUKUPE」を手掛ける。給与の支払いは月に一回、などという常識に対し、従業員が働いた分の給与相当額をいつでも引き出せるようにする。従業員は必要な金額をスマホなどから申請すれば銀行などに振り込まれる。従業員にとって「コロナ禍による収入減による困窮の救済、不必要な借金の防止」(同社発表)などのメリットがあるという。企業に対しては離職防止などにつながるとする。
ADVASAは発表のなかで、EWAのコア技術の基本特許を日本やアメリカなどで保有していることや、2023年4月から国内で解禁される給与のデジタル払いをいち早く見据えている点などが評価されたと説明した。
そのほか、インドやミャンマーなどの新興国で中小零細事業者向けの小口金融サービス(マイクロ・ファイナンス)を展開する五常・アンド・カンパニーが19位にランクインした。
五常・アンド・カンパニーは、11月に発表したシリーズEラウンドの資金調達をきっかけに評価額を689億円へ引き上げた。調達額は合計70億円で、国内外の機関投資家や、複数の個人投資家が参加している。今後もシリーズEの最終クローズに向けた資金調達活動を続けていく。
5カ国で139万人に金融サービスを提供し、運用資産残高は1,000億円を超えた。2030年までに50カ国・1億人以上に金融サービスを届けることを目指す。
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