ランキングレポート

国内スタートアップ評価額ランキング最新版(2021年11月)

2021-11-10
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

エクサウィザーズが新規ランクイン、ネットプロテクションズホールディングスは評価額151億円増

2021年11月の国内スタートアップ評価額ランキングでは、エクサウィザーズが新規ランクインを果たした他、ネットプロテクションズホールディングスが13位から11位に、アストロスケールホールディングスが15位から14位に順位が上昇した。エクサウィザーズは、「exaBase」や「CareWiz」といったAIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決を目指すスタートアップ。2021年8月には、住友生命保険との業務提携を実施。同時に、SBIインベストメントが運営する住友生命のCVCファンド“SUMISEI INNOVATION FUND”が同社の既存株主より一部株式を取得した。ネットプロテクションズホールディングスは、未回収リスク保証型の後払い決済サービス「NP後払い」の運営を行うネットプロテクションズの持株会社。2021年9月にアジア最大級の投資顧問会社MY.Alpha Managementが運営するファンドを引受先とする約10億円の第三者割当増資を行い、先月より評価額を151億円伸ばしている。

Spiberは事業価値証券化により50億円の追加調達を実施

Spiberは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券をアレンジャーとした事業価値証券化により50億円の追加調達を実施したことを発表。同様手法に基づく同社の資金調達金額は累計400億円にのぼる。調達した資金は、「Brewed Protein™」の米国での量産体制構築、新素材の研究開発等に充当する方針だ。ispaceは、Axiom Asia Private CapitalAirbus Venturesを引受先としたシリーズC追加ラウンドにおける第三者割当増資を実施。今後、2023年に打ち上げが予定されているミッション2と、2024年に予定されているミッション3に向け、シリーズ2ランダーの開発を進めていく方針だ。

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ENTERPRISEとは?

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【2025年上半期】国内スタートアップ投資動向レポート

日本のスタートアップは、世界の経済動向や技術の進化に対応しながら、状況を変化させている。2025年上半期の資金調達金額は速報値で3,810億円で着地し、未だ調達環境が良くなってきているとは言えず横ばいの状態だった。米国では、前期に続きAI関連企業への集中が顕著で、PitchBookのデータによると、2025年Q1時点でAIへの資金調達額は全体の約7割に達している。こうした環境の中で、日本の国際競争力を高めるために注力すべき成長産業は何か。本レポートでは、日本の成長産業の変化を捉え、今後の成長の可能性を分析する。これからの日本の経済成長の鍵を見出すために、本レポートが一助となれば幸いである。

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