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【7月第4週資金調達】SmartHRが61.5億円の大型調達など

2019-07-29
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

注目の調達企業

Synspective

https://startup-db.com/ja/companies/5700/synspective

調達額:86.7億円調達先:Abies Ventures / SBIインベストメント / みずほキャピタル / みらい創造機構 / エースタート / ジャフコ / 三菱UFJ信託銀行 / 慶應イノベーション・イニシアティブ / 東京大学協創プラットフォーム開発 / 森トラスト / 清水建設 / 芙蓉総合リース

同社は都市の強靭化に貢献すべく、世界初の「高頻度、高分解能、応答性能」を備えたSynthetic Aperture Radar(SAR)衛星コンステレーションシステムを構築し、同システムから取得したデータと多様なデータを統合し、機械学習等を活用して情報抽出することで、顧客の課題に対するソリューションを提供する。小型SAR衛星は技術的難易度が高く、またSARデータ処理も専門知識が必要になってくるが、小型衛星開発および衛星画像解析の両方に世界クラスの研究チームとデータサイエンティストを置くことで実現可能にしている。 今回の資金調達により、累計調達額は109.1億円を突破している。

SmartHR

https://startup-db.com/ja/companies/3961/smarthr

調達額:61.5億円調達先:BEENEXT / Coral Capital / Light Street Capital / WiL / シニフィアン

企業が行う「入退社の書類作成」「社会保険・労働保険の各種手続き」等を、かんたん、シンプルにするSaaS「SmartHR」を開発、運営。従業員情報を入力するだけで必要書類を自動作成し、総務省が提供するe-Gov APIと連携し、Web上から役所への申請を行うためオンライン上で面倒な労務手続きを行う事が出来る。また、マイナンバーの収集・管理や、Web給与明細にも対応しており、煩雑で時間のかかるもののしっかりと行わなければいけない労務手続き・労務管理から経営者や人事担当者を解放してくれるサービスになっている。 2018年1月発表の情報によると、月あたりの売上成長率17.1%、前年比ユーザー成長率6.28倍、利用企業9300社、継続率99.3%を達成している。2018年6月には経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム「 J-Startup 」の対象企業としても採択されている。

VISITS Technologies

https://startup-db.com/ja/companies/4344/visits

調達額:22億円調達先:グローブアドバイザーズ / シニフィアン / スパークス・グループ / パーソルホールディングス / 第一生命保険 / 電通

同社が提供するサービス「ideagram」は、オンラインセッションにて新規事業のアイディアの種となるものを発掘し、独自開発したコンセンサスアルゴリズムにそのアイディアを入力することでその価値を数値化すると同時に、それらを生み出した個人のアイディア創造力や目利き力も数値化することができるというものである。また、各業界で活躍する大学のOB/OGを検索し、実際に会いに行くことのできるサービス「VISITS OB」は、社旗人と学生を繋ぐプラットフォームとして多くの大学生が利用するサービスとなっている。 今後は日本国内にとどまらず、世界を視野に入れたキャリア教育に関するサービス展開を拡充していくことが期待される。

プレティア

https://startup-db.com/ja/companies/4530/pretia

調達額:2.8億円調達先:TBSイノベーション・パートナーズ / オー・エル・エム・ベンチャーズ / セガサミーホールディングス

AR事業を基にしたスタートアップ。同社の提供する「サラと謎のハッカークラブ」はARを応用した現実世界が舞台の体験型ゲーム。具体的には、プレイヤー自身が主人公として運動・街歩き・謎解きを行って物語を進めていく。これはNON STYLE井上裕介氏ら著名人もプライベートで参加し話題を集めた。このゲームを支えるのが「ARクラウド」であり、これは「AR謎解きゲーム」を実現させるための専用ARバックエンド技術を指す。 今回の調達を通して、現在展開しているAR謎解きゲームに加え、異なるフォーマットのコンテンツも共同で開発していく方針だ。

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