国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
・不動産開発のデジタルインフラ事業『つくるAI』『MINE』等を提供するトグルホールディングス、シリーズBラウンド累計38億3,000万円(当座貸越枠含む)を調達!不動産クラウドファンディングや不動産投資事業を通じて、金融のノウハウを活かした透明性の高い不動産流通の促進に注力する予定。
・東北大学発のアルツハイマー型認知症治療薬を開発するNeusignal Therapeutics、シリーズAラウンドで総額22億5,000万円を調達!さらに広範な患者に対応可能な低分子化合物の開発を進めることで、治療の選択肢を増やし、認知症治療の革新を目指す予定。
・紙とエクセルを使用しない新しいシフト管理ツール「らくしふ」を提供するクロスビット、シリーズBラウンドで累計13億5,000万円を調達!「らくしふ」の更なる普及拡大を図るとともに、新規事業創出を加速する方針である。
不動産開発のデジタルインフラ事業『つくるAI』『MINE』等を提供するトグルホールディングスは、日本郵政キャピタル、ALL STAR SAAS FUNDなどを引受先とした第三者割当増資を実施し、シリーズBのセカンドクローズとして15億円を調達した。これにより、シリーズBの累計調達額は38億3,000万円(当座貸越枠含む)に達し、プロダクト開発や組織体制の強化を加速させる。
日本の投資用不動産市場は280兆円規模とされるが、土地価値の正確な評価が難しく、データ化の遅れが課題となっている。トグルはこの課題に対処するため、土地情報を簡単にデジタル化できるAI技術を開発。土地の基本情報を入力するだけで、都市計画や条例を考慮した建物の3Dデータを自動生成するほか、周辺物件の成約情報や路線価データを自動収集し、不動産価値の最大化を支援する。この技術は、トグルのグループ会社であるフジケン社でも活用されており、用地取得効率が従来の14倍に向上、売上は99億円を突破した。また、SaaSプロダクトとして外部にも提供し、不動産開発業界全体のデジタル化を推進している。
今後、同社は不動産クラウドファンディングや不動産投資事業を通じて、金融のノウハウを活かした透明性の高い不動産流通の促進に注力する。不動産・建築・金融の3領域を統合し、従来の業界課題を根本から解決するデジタルインフラの構築を目指すとしている。
東北大学発のアルツハイマー型認知症治療薬を開発するNeusignal Therapeuticsは、FFGベンチャービジネスパートナーズや日本ベンチャーキャピタルなどを引受先とした第三者割当増資により、シリーズAで11億5,000万円を調達した。また、日本医療研究開発機構(AMED)の「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」からの補助金11億円を含め、本ラウンドの累計調達額は22億5,000万円となった。
同社は、アルツハイマー型認知症の進行抑制を目指し、独自の低分子化合物「NTX-083」の開発を進めている。近年、抗体医薬を用いた治療が登場しつつあるが、高額な医療費や適応患者の選定など課題も多い。さらに広範な患者に対応可能な低分子化合物の開発を進めることで、治療の選択肢を増やし、認知症治療の革新を目指すそう。
今回の資金調達により、同社は直近で開始予定のヒト臨床試験(医師主導Phase 1治験)への候補化合物の提供を行う。また、その後の企業主導の治験や、米国でのPhase 1b治験の準備、安全性試験の実施、人材採用などにも資金を活用していく予定だという。
「シフト」を切り口に「働く価値」の最大化を目指すクロスビットは、2025年1月28日、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、三菱UFJ銀行からのデットファイナンスにより4億5,000万円の資金調達を実施したと発表した。2024年1月に発表した第三者割当増資と併せ、シリーズBラウンドでの累計調達額は13億5,000万円となる。
クロスビットは、シフト管理の効率化や自動化、予実管理、コンディションの可視化などを実現する「らくしふ」を提供し、国内シフト管理クラウド市場でトップシェアを誇る。同サービスは、99%を超える継続率を維持しながら、30,000以上の事業所に導入され、ユーザー数は100万人に迫る。飲食・小売・ホテル・医療・介護など幅広い業界に展開しており、蓄積したデータとノウハウを活用し、労務管理や人件費管理など「働く」に関わる多様な課題を解決する新規事業の開発も進めている。
今回の資金調達を活用し、同社は「らくしふ」の更なる普及拡大を図るとともに、新規事業創出を加速する方針である。特に、エンタープライズセールスや販売パートナー体制の強化を進め、CROとして迎えた元LINE WORKS代表・福山耕介氏の知見を活かし、企業向け市場でのプレゼンスを高めるという。また、AIを活用した労働力の最適配置など、新たなサービス展開を通じて「働く価値の最大化」を推進していくとしている。
調達額:38億3,000万円
調達先:日本郵政キャピタル / ALL STAR SAAS FUND / BRICKS FUND TOKYO1号投資事業有限責任組合 / レアゾン・ホールディングス / ウイング・キャピタル・パートナーズ / QRインベストメント / サンケイビル / 武蔵野銀行 /北國銀行
備考:シリーズBラウンドセカンドクローズ / 他個人投資家複数名を含む / 融資を含む
調達額:22億5,000万円
調達先:ファストトラックイニシアティブ3号投資事業有限責任組合 / KII3号インパクト投資事業有限責任組合 / みずほライフサイエンス第1号投資事業有限責任組合 / 三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合 / SMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合 / FFGベンチャービジネスパートナーズ / 日本ベンチャーキャピタル
備考:シリーズAラウンド/11億円の助成金を含む
調達額:13億5,000万円
調達先:日本政策金融公庫 / 商工組合中央金庫 / 三菱UFJ銀行
備考:シリーズBラウンド / 融資含む / 融資総額約4億5,000万円
調達額:10億円
調達先:ZUU ターゲットファンド for PlayMining 投資事業有限責任組合
備考:社債による調達
調達額:6億7,000万円
調達先:Genesia Venture Fund3号投資事業有限責任組合(リード) / デライト・ベンチャーズ(リード)/ Angel Bridge / ジャフコグループ / 三菱UFJキャピタル
備考:累計調達額9億円超 / シードラウンドで2億3,000万円を調達
Web3サービスの品質向上を強力にサポートし、開発のリスク低減を図ることで、開発者が安心して革新的なサービス・プロダクトを提供できる環境を整えることを目指していく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000034671.html(2025/01/27)
リテールメディアプラットフォームの相互販売を強化することで、複数小売りチェーンの会員に広くリーチでき購買効果が計測できるようリテールメディア事業を強化していく方針だ。
https://www.unerry.co.jp/news/unerry-dearone/(2025/01/28)
今後も各分野における事業提携および資本提携を強化し、農業・漁業から物流・製造・小売・外食まで、共創イノベーションを実施していく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000120214.html(2025/01/29)
M&A発表日:2025/01/24
取得日:2025/02/14
買収額:非公表(全株式を譲渡し完全子会社化)
買収先:エン・ジャパン
M&A発表日:2025/01/27
取得日:2025/02/28
買収額:非公表(サンスターからの全株式移動により子会社化)
買収先:タカラバイオ
M&A発表日:2025/01/31
取得日:2025/01/31
買収額:非公表(経営統合により子会社化)
買収先:ENILIS