途上国を中心とするマイクロファイナンスを展開する五常・アンド・カンパニー、シリーズFラウンドで175億円を調達。自然言語処理に特化したAIスタートアップであるストックマーク、シリーズDラウンドにおいて45億円を調達。【最新スタートアップニュース】
2024-10-28
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STARTUPS JOURNAL編集部
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・途上国を中心とするマイクロファイナンスを展開する五常・アンド・カンパニー、シリーズFラウンドで175億円を調達！アフリカ地域への事業進出を進め、金融包摂の推進を図っていく予定。
・自然言語処理に特化したAIスタートアップであるストックマーク、シリーズDラウンドにおいて45億円を調達！国内のM&Aやアライアンスによる技術・事業分野でのシナジー創出、中長期的には海外展開も視野に入れている。
・オンラインショッピングモール「Giftmall(ギフトモール)」を運営するギフトモール、シリーズBラウンドで40億円を調達！プロダクト開発やM&A、人材強化に充てられる予定。
途上国を中心とするマイクロファイナンスを展開する五常・アンド・カンパニーは、2024年10月25日、シリーズFラウンドで175億円の資金調達を完了したと発表した。今回の調達により、創業以来の累計調達額が465億円に達したという。（国内金融機関6社からの159億円のデット調達も含んでいる。）
本ラウンドでは、特定投資家向け銘柄制度「J-Ships」など新たな調達手法も活用され、国内外の投資家から幅広い出資を集めた。具体的には、One-Premier Luxembourg Master SA SICAV-RAIF Crossover Capital Master Fund、レオス・キャピタルワークス、三井住友トラストアセットマネジメントがそれぞれクロスオーバー・ファンドから投資を行ったほか、台湾のThe International Cooperation and Development FundやHungchi Capitalなどの海外インパクト投資家も参加している。さらに、既存株主からの追加出資も含め、五常の成長基盤を支える体制が強化された。
同社は、調達資金を活用し、インドやタジキスタンなどの既存市場での拡大やアフリカ地域への事業進出を進め、金融包摂の推進を図っていく方針だそう。また、借入手段の多様化とコストの最適化を通じ、持続的な成長を実現するための資本基盤を強化していく意向であるという。
自然言語処理技術を使ったSaaSプロダクト「Anews」を提供するストックマークは2024年10月21日、プライベート・エクイティ・ファンド（PEファンド）大手のポラリス第五号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資で、シリーズDラウンドにおいて総額45億円の資金調達を実施したと発表した。これにより、同社の累計資金調達額は88億円に達したという。
同社は、国内エンタープライズ企業向けに、自然言語処理技術を活用した情報収集・意思決定支援サービスを提供している。主要サービス「Anews」は、企業が必要とするビジネス情報を効率的に検索・取得できるSaaS型プロダクトであり、多くのエンタープライズ企業で利用されている。また、生成AI基盤技術を活用した「Stockmark A Technology（SAT）」は、企業のデータを構造化し、RAG（リトリーバル・オーグメンテッド・ジェネレーション）技術に基づく高度なAI機能を提供しており、生成AIを活用した企業変革のニーズに応えている。
今回の資金調達で、生成AIや大規模言語モデル（LLM）を活用したデータの構造化技術に力を入れ、エンタープライズ向けサービスの競争力を強化するという。さらに、国内のM&Aやアライアンスによる技術・事業分野でのシナジー創出、中長期的には海外展開も視野に入れているそう。
オンラインショッピングモール「Giftmall(ギフトモール)」を運営するギフトモールは2024年10月22日、シリーズBラウンドで総額40億円超の資金調達を完了したと発表した。主要な引受先として、未来創生3号投資事業有限責任組合や、日本グロースキャピタル投資法人が参画した。
ギフトモールは「Giftmall」や「Anny」といったギフト関連サービスを運営し、国内最大級のオンラインギフトプラットフォームを提供している。同社は「MAKE MORE SMILES〜世界により多くのスマイルを。」を経営理念とし、顧客に感動体験を届けることを目指している。2024年6月の調査では、Giftmallがオンラインギフト特化型ECで認知度1位を記録し、直近の年間流通額は200億円と好調に推移している。
今回の資金は、プロダクト開発やM&A、人材強化に充てられる予定で、さらなる成長とグローバル展開を見据えている。ギフトモールは、最新テクノロジーを活用し「絶対に喜ばれる感動体験」が簡単に届けられる世界の実現を目指し、国内外で「ギフタイゼーション」の推進を図る方針だ。
調達額：175億円
調達先：One-Premier Luxembourg Master SA SICAV-RAIF Crossover Capital Master Fund / レオス・キャピタルワークス / 三井住友トラストアセットマネジメント / The International Cooperation and Development Fund / Hungchi Capital / HiJoJo Partners / 富士通ベンチャーズファンド / 大和ハウスグループ投資事業有限責任組合 / いわぎん未来投資 / 山陰合同銀行 / NOW / エービーエフキャピタル / ACA Investments / 丸井グループ / CAPITAL X / HFAキャピタル / 15th Rock Fund 2号投資事業有限責任組合 / サムライインキュベート / GMO VenturePartners / DIMENSION / QR2号ファンド投資事業有限責任組合 / 三井住友信託銀行 / 他複数の個人投資家を含む
備考：シリーズFラウンド / 159億円のデットを含む / 累計調達額465億円
調達額：45億円
調達先：ポラリス第五号投資事業有限責任組合 / ポラリス・キャピタル・グループが運営する他ファンドからの出資を含む
備考：シリーズDラウンド / 累計調達額は88億円超
調達額：40億円
調達先：未来創生3号投資事業有限責任組合 / 日本グロースキャピタル投資法人
備考：シリーズBラウンド / ラウンド合計50億円超
調達額：30億円
調達先：みずほ銀行 / あおぞら銀行 / 三井住友銀行 / 商工組合中央金庫 / りそな銀行 / 紀陽銀行 / 京都銀行 / 七十七銀行 / 常陽銀行 / リコーリース
備考：融資を含む / 三井住友銀行をアレンジャーとするグリーンローンによるシンジケートローン15億円 / みずほ銀行からの融資10億円 / あおぞら銀行からの融資5億円 / 累計調達額は166億円
調達額：24億6,000万円
調達先：MPower Partners Fun / エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ / メディカル・データ・ビジョン / 複数金融機関からの融資を含む
備考：融資を含む / シリーズCラウンド / シリーズ合計約24億6,000万円 / 累計調達額約40億円
日本発の医療技術を生かした新たな医療支援ビジネスを収益の柱として育成し、グローバルで医療分野に貢献していく予定だ。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000075666.html (2024/10/21)
次世代情報通信インフラに向けた製品ラインアップの強化と販売ネットワークの拡充を進め、大容量化が進む光情報通信関連市場でのシェア拡大を目指す方針だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF245MO0U4A021C2000000/ (2024/10/24)
医療・医薬/食糧/エネルギー領域の事業を加速させていく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001536.000033034.html (2024/10/25)
M&A発表日：2024/10/18
取得日：2024/9/30
買収額：非公表（全株式取得）
買収先：Cell Exosome Therapeutics
【新規上場承認企業】
上場承認日：2024/10/24
上場予定日：2024/11/29～2024/12/05
上場承認日：2024/10/24
上場予定日：2024/11/28
上場承認日：2024/10/25
上場予定日：2024/11/29
【新規上場企業】
上場日：2024/10/22
公開価格：690円
初値：761円（公開価格比：+71円、+10.28%）
時価総額初値：88億34,00万円
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