ITデバイス&SaaS統合管理クラウドを提供するジョーシス、140億円のベンチャーローン調達を実施。不動産業界のDXを推進するestie、シリーズBで28億円の資金調達を実施。【最新スタートアップニュース】
2024-10-15
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STARTUPS JOURNAL編集部
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・ITデバイス&SaaS統合管理クラウドを提供するジョーシス、140億円のベンチャーローンを調達！SaaS管理における課題解決の支援をさらに強化し、企業が直面するセキュリティやコストの問題にアプローチしていく予定。
・不動産業界のDXを推進するestie、シリーズBで28億円の資金調達を実施！不動産業界におけるデジタルインフラの構築を加速させていく方針だ。
・独立系VCグローバル・ブレインとCVCのソニーフィナンシャルベンチャーズが運用総額50億円のSFV2号ファンドを設立！フィンテック、インシュアテック、AI、ヘルスケアなどのスタートアップを対象に出資を行うそうだ。
ITデバイス&SaaS統合管理クラウドを提供するジョーシスは、2024年10月8日、セキュリティ強化とコスト削減を目指して140億円のベンチャーローンを調達したと発表した。
同時に、SaaS管理の現状を診断する「SaaSドック」と、最適管理に向けた実行業務を代行する「SaaSキュア」という新サービスの提供を開始した。
「SaaSドック」は、SaaSの利用状況を可視化し包括的な診断を行うサービスであり、「SaaSキュア」は診断結果に基づいて、最適化のための実行業務を全面的に代行する。これらのサービスは、クラウドサービス「ジョーシス」とプロフェッショナルなITアウトソーシングの体制を組み合わせることで、企業のSaaS管理をサポートする。また、シリコンバレーとインドでの製品開発に100億円の投資を行い、開発速度を10倍に引き上げる計画も進めているという。
同社は、カスタマーサポートの規模を10倍に拡大するため、千葉市の海浜幕張に新たなオペレーションセンターを設立し、2025年末までに200名規模のスタッフを増員する予定であるという。これにより、SaaS管理における課題解決の支援をさらに強化し、企業が直面するセキュリティやコストの問題に対して、包括的なサポートを提供していくとしている。
商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」を運営するestieは、2024年10月8日、シンガポールのVertex Growthと日本政策投資銀行を主要投資家とするシリーズBラウンドで、28億円のエクイティ調達を発表した。
同社はこれまでに、日本最大級のオフィスビル情報データ分析基盤「estie マーケット調査」や物流不動産に特化した「estie 物流リサーチ」など複数のサービスを展開してきた。「estie マーケット調査」は、不動産業界に特化したデータベースを基に、網羅的な競合・市場分析を提供する。約8万件の建物情報や200万件の募集情報、66万件のテナント情報を駆使して、物件取得後の賃料策定などを支援する。調査から資料作成まで30分以内で完結し、迅速な意思決定をサポートすることを目的としている。
今回の調達資金を用いて、同社はM&Aを積極的に推進し、技術力のあるエンジニアや共感できる人材を迎え入れる方針だ。また、Vertex Growthとの連携を強化し、グローバル展開の準備も進めることで、世界的な不動産業界のデジタル化をリードしていくそう。さらに同社は、AI技術への投資をさらに進めることで、不動産業界におけるデジタルインフラの構築を加速させていく方針である。
独立系VCグローバル・ブレインは、2024年10月7日、CVCのソニーフィナンシャルベンチャーズと共同で「SFV・GB2号投資事業有限責任組合（SFV2号）」を設立したと発表した。ファンドの運用総額は50億円で、運用期間は10年間としていくそう。この新たな投資組合は、スタートアップ企業への投資を目的としており、フィンテック、インシュアテック、AI、ヘルスケアなど幅広い分野でのオープンイノベーションを促進していくそうだ。
両社は、2018年に設立された「SFV・GB投資事業有限責任組合（SFV1号）」に続く形でSFV2号を立ち上げた。SFV1号では、日本や欧米のスタートアップ20社に対して投資を行い、ソニーフィナンシャルグループ各社との事業連携を進めてきた。今回のSFV2号では、同グループの金融事業の知見を活かしながら、さらなるスタートアップ企業の発掘と成長支援を目指していくという。
今後、グローバル・ブレインはSFV2号の運営を通じて、有望なスタートアップ企業の発掘、投資判断、経営支援、IPO支援を行い、投資先企業の成長を支援していく方針だ。また、ソニーフィナンシャルグループは、スタートアップとのオープンイノベーション活動をさらに加速させ、新たなビジネスモデルや技術の開発を推進していくとしている。
調達額：140億円
調達先：出資元不明
備考：ベンチャーローンによる調達
調達額：28億円
調達先：Vertex Growth / 日本政策投資銀行 / グロービス・キャピタル・パートナーズ / 東京大学エッジキャピタルパートナーズ / グローバル・ブレイン
備考：シリーズBラウンド
調達額：25億円
調達先：大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合(リード) / JICベンチャー・グロース・ファンド2号投資事業有限責任組合 / 京大ベンチャーNVCC2号投資事業有限責任組合 / THVP-2号投資事業有限責任組合 / Golden Asia Fund III, L.P. / MCIイノベーション投資事業有限責任組合 / イノベーション京都2016投資事業有限責任組合 / ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 / 三菱UFJライフサイエンス3号投資事業有限責任組合 / QB第二号投資事業有限責任組合 / 旭化成 / Industrial Technology Investment / 島津製作所 / SCREENホールディングス / 中信ベンチャー・投資ファンド7号投資事業有限責任組合 / 関西イノベーションネットワーク2号投資事業有限責任組合 / 東洋製罐グループホールディングス / トレイダーズFinTech1号投資事業有限責任組合 / ジャフコSV6投資事業有限責任組合
備考：シリーズBラウンド / 累計調達額は44億円
調達額：12億円
調達先：WCP HR投資事業有限責任組合 / サードウェーブ / 長瀬産業
備考：融資を含む / 累計調達額約41億円 / 長瀬産業と資本業務提携
調達額：12億円
調達先：グローバル・ブレイン9号投資事業有限責任組合(リード) / AH-GB未来創造投資事業有限責任組合(リード) / サイドウェイズ有限責任事業組合 / ギフティ / メディカルノート / セーフィー / ザシードキャピタル / 他、金融機関含む
世界と日本における農業食料システムの課題解決に取り組む。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000136897.html (2024/10/7)
キヤノンマーケティングジャパンとさらに強力なパートナーシップを構築していくと共に、鈴与商事の東海エリアにおける幅広いネットワークを活用して新たな市場開拓や営業活動を加速させていく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000026042.html (2024/10/9)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000320.000075524.html (2024/10/9)
石井食品の豊富な知識と経験を活かして製品の品質向上や安全性の確保や食のトレーサビリティの推進を図り、サステナビリティのさらなる実現を目指し持続可能な成長戦略を積極的に推進していく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000069636.html (2024/10/10)
M&A発表日：2024/10/8
取得日：2024/10/1
買収額：非公表（全株式取得）
買収先：GMOメイクショップ
M&A発表日：2024/10/9
取得日：2024/10/9
買収額：非公開（全株式取得）
買収先：アスエネ
M&A発表日：2024/10/11
取得日：2024/11/30
買収額：4億500万円（全株式取得）
買収先：AVILEN
【新規上場企業】
上場日：2024/10/11
公開価格：540円
初値：570円（公開価格比：+30円、+5.55%）
時価総額初値：190億600万円
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