国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
オンサイト型アンモニア合成システムの開発を手がけるつばめBHBは2月21日、シリーズCラウンドとして総額53億円の資金調達をしたと発表した。
シリーズCの第2ラウンドとしての調達。このラウンドではドイツを本拠地とするヘレウスプレシャスメタルズが参画した。同社が海外投資家の出資を受けるのは初だという。この調達をきっかけに、ヨーロッパを中心としたアンモニアの事業開発及びサプライチェーン強化を推進していくという。
同社はさらに、日本発の小規模アンモニア生産プラントの商用化に向けて、小型分散型アンモニアプラントのコスト低減、中規模プラントの商用化に向けた研究・開発の促進を図るとしている。
三井物産の100%子会社であるe-dashは2月20日、みずほ銀行、みずほイノベーション・フロンティア資本業務提携契約を締結したと発表した。
既存株主である三井物産による追加出資、みずほイノベーション・フロンティアを引受先とする第三者割当増資を実施。総額25億円の資金調達となる。
調達と提携をきっかけに、サプライチェーン全体の脱炭素化と産業の構造転換を支える仕組みの構築を目指すとともに、新規事業および新規ソリューションの開発・提案を含めた連携を図っていくとしている。
福岡市で開催されたスタートアップ向けイベント「Industry Co-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2024」では2024年2月20日、恒例のピッチイベント「STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門」 が開催され、化学物質のリスクを管理するBtoB SaaS「ケミカン」を提供するケミカンが優勝に選ばれた。
今回のSTARTUP CATAPULTに登壇したスタートアップは11社。シード/アーリーステージのスタートアップを対象としたこのピッチコンテストは、ICCサミットの登壇者を中心に約30名による総合評価で優勝が選出される。
本番まで2〜3回のプレゼンテーションのトレーニングが行われるのが、本ピッチコンテストの特徴だ。
優勝 ケミカン
優勝は、「ケミカン」を提供する株式会社ケミカン。
化学物質の取扱い説明書である安全データシート(SDS:Safety Data Sheet)をデジタル化し、化学物質のリスクを管理する。
「化学物質は正しく扱わなければ危険有害性があり、規制物質が国内外で年々増加している。こうしたなか、自社製品に含有されている化学物質を成分1つ1つを全て管理することは非常に困難という課題があった」(清水俊博CEO)という。
同社の「ケミカン」は、危険有害性の一元管理を可能にするだけではなく、リスク評価や法規制への抵触の有無を自動的にチェックすることができる。
化学メーカーだけではなく化学物質を扱う企業は全て対象になり、日本においては50万社以上、世界では数百万社にサービスを提供できるという。
清水CEOは「世界において化学と共生し人々の生活を守るサービスを目指す」と展望を語った。
2位以下の登壇企業は以下の通り。
【同率2位】 Resilire | 製造企業向けサプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」
【同率2位】 FerroptoCure | フェロトーシス誘導技術を用いた、世界初の抗がん剤を開発する大学発ベンチャー
【4位】 Central Link | 診断薬・製薬の生体試料オンライン発注サービス「検体ナビ」
【5位】 森未来 | 企業のESGニーズにも対応する、木材の調達プラットフォーム「eTREE」
mento | コーチングを身近なものにし、ビジネスパーソンの成長に寄与する
immedio | 電話せずにアポが取れる商談獲得自動化サービスimmedio(イメディオ)の販売
REVIVE | 「ととのう」を超えた「きわまる」体験を提供する「KIWAMI SAUNA」
Poetics | 言語哲学×LLMで生の商談データを蓄積し、あらゆるコミュニケーションが伝わる世界を実現する商談解析AI「JamRoll」
Sales Marker | 企業の検索行動を活用したインテントセールスSaaS「Sales Maker」
Saleshub | 顧客紹介サービス「Saleshub」
調達額:53億円
調達先:ヘレウスプレシャスメタルズ / 横河電機 / 環境エネルギー投資
備考:シリーズCラウンド
調達額:25億円
調達先:三井物産 /みずほ銀行/ みずほイノベーション・フロンティア
調達額:12億円
調達先:グロービス・キャピタル・パートナーズ / Coral Capital / Angel Bridge
備考:シリーズAラウンド
調達額:10億円
調達先:UPSIDER BLUE DREAM Growth Fund1号投資事業有限責任組合
調達額:5億円
調達先:Samsung Next / UOB Venture Management
備考:シードラウンド
博報堂DYグループ、生活者と社会に資する人間中心のAI技術の先端研究開発を行う「Human-Centered AI Institute」を設立
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000137021.html(2024/02/19)
多様なローカルプレイヤーが「いま地域に必要な情報」を共有。DERTAがメディアアプリ「Groov」をリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000137021.html(2024/02/20)
タイミー、株主として物流大手の4社が新たに資本参画
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000137021.html(2024/02/21)
e-dashと三井物産、みずほ銀行、みずほイノベーション・フロンティアは資本業務提携を締結した。今後は、新規事業および新規ソリューションの開発・提案を含めた様々な連携を進める方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000095916.html(2024/2/20)
ハノン・ケアシステムとアイセイ薬局は資本業務提携を締結した。今後は、医療、薬局、看護、介護など本来、利用者の目線で一貫したサービス提供が求められる在宅医療において、利便性の高いサービスを提供する方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000091158.html(2024/2/20)
xIDとSocioFutureは資本業務提携を締結した。今後は、金融機関向け継続的顧客管理サービスの共同開発を通じて、これまで大きなコストが発生していた顧客情報の管理業務における郵送費の削減と業務効率化を目指していく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000037505.html(2024/2/20)
ウォーターセルと伊藤園、井関農機、ヤンマーアグリは資本業務提携を締結した。今後は、共同でのサービス開発により情報プラットフォームを強化し、共創による新たな価値創造と、それによる農業界の課題解決を加速し、持続可能な農業づくりに貢献してしていく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000071603.html(2024/2/21)
M&A発表日:2024/2/22
取得日:2024/2/29
買収額:非公表(全株式取得)
買収先:くすりの窓口
【新規上場承認企業】
上場承認日:2024/02/20
上場予定日:2024/03/26
上場承認日:2024/02/20
上場予定日:2024/03/26
上場承認日:2024/02/20
上場予定日:2024/03/26
上場承認日:2024/02/22
上場予定日:2024/03/28
上場承認日:2024/02/22
上場予定日:2024/03/28