国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
オンライン診療サービスなどを展開するMICINは10月5日、シリーズCラウンドとして40億5,000万円を調達したと発表した。第三者割当増資と、あおぞら企業投資からの融資を組み合わせた。
MICINは、患者が問診、診察、決済などをスマホやパソコンで完結できるようにするオンライン診療サービス「curon(クロン)」のほか、患者の情報が集まる治療補助アプリ「MedBridge」などを展開している。オンライン医療事業については、2019年から22年にかけて病院・クリニックでの導入数が4倍になるなど成長しているという。
調達した資金はプロダクト開発のほか、マーケティングや治験、それに人材への投資などに充てられる。出資に加わったアルフレッサと東邦ホールディングスとは協業も進めていく。
独立系VC(ベンチャーキャピタル)のジャフコ グループは10月2日、スタートアップ投資に加え、企業の経営権を獲得して成長させる「バイアウト投資」も手がけるファンド「SV7シリーズ」の総額が978億円に達し、ファイナルクローズしたと発表した。
SV7シリーズは2022年6月設立。スタートアップ向け投資の「V7」、バイアウト投資の「BO7」 、両方を手がける「SV7-S」から構成される。これらのファンドは総額950億円を上限に出資者を募っていたが、最終的には978億円でクローズしたという。
すでに複数社へ投資を実行していて、今後2〜3年にわたりポートフォリオの構築を進めるという。ファンドの運用期間はいずれも2032年12月31日までとなっている。
経済産業省は10月6日、社会課題の解決と持続的な経済成長の両立を目指す「インパクトスタートアップ」に対し官民一体で支援を行う「J-Startup Impact」の選定企業を公表した。
J-Startupは経済産業省のスタートアップ支援プログラム。「世界で戦い、勝てるスタートアップ」を生み出すことを目的としていて、ベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者らの推薦を受けたスタートアップが選定され、政府と民間企業による集中支援を受けることができる。
「J-Startup Impact」はインパクトスタートアップを対象としたもので、選定するのは今回が初めて。以下の30社が対象となった。
五常・アンド・カンパニー、リージョナルフィッシュ、自然電力、坂ノ途中、READYFOR、インスタリム、WOTA、サグリ、アストロスケール、TBM、ヘラルボニー、ミライロ、バイオーム、WASSHA、ファーメンステーション、KAPOK JAPAN、ユニファ、ファストドクター、Synspective、Global Mobility Service、リンクルージョン、エレファンテック、プランテックス、Eco-Pork、ライフイズテック、CureApp、バオバブ、SHE、メロディ・インターナショナル、ユーグレナ
選出されたエレファンテックの清水信哉・代表取締役社長は、「日本の技術が世界で勝つこと」の重要性を強調している(記事はこちらから)。
また、同じく選ばれたアストロスケールの創業者・岡田光信氏はSTARTUPS JOURNALの過去の取材で、資金調達は「常に逆風」だと明かしている(記事はこちらから)。
調達額:40億5,000万円
調達先:アルフレッサ / MTG Ventures / WiL Fund I, L.P. / 東邦ホールディングス
備考:シリーズCラウンド
調達額:30億円
調達先:Global Hands-On VC / Monozukuri Ventures / SBIインベストメント / サイクル・グループ / ルネサスエレクトロニクス
備考:2,000万ドルの調達
調達額:24億円
調達先:Eight Roads Ventures Japan / F-Prime Capital Partners / Newton Biocapital Partners / QRインベストメント / スペラファーマ / SIIFインパクトキャピタル / NTTライフサイエンス / 個人投資家3名
備考:シリーズEラウンド
調達額:15億円
調達先:みずほ銀行 / 三井住友銀行 / 名古屋銀行 / 日本政策金融公庫 / 東日本銀行 / 静岡銀行 / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / 森六ホールディングス / 第一生命保険
調達額:15億円
調達先:三井物産インシュアランス・ホールディングス / Archetype Ventures / Sony Innovation Fund / あおぞら企業投資 / 静岡銀行 / 商工組合中央金庫 / Fivot / 北陸銀行 / みずほ銀行 / 三井住友銀行 / りそな銀行
Zホールディングス、LINE、ヤフーらが統合し「LINEヤフー株式会社」が発足
https://digital-shift.jp/flash_news/FN231002_1 (2023/10/2)
ライフイズテック、教育×生成AI開発の体制を強化。最高AI教育責任者(CEAIO)およびCTOを新たに選任
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000019771.html (2023/10/3)
「世代や産業を代表する傑出した経営者の輩出」をミッションとするDual Bridge Capitalが1号ファンドを設立
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000130018.html (2023/10/4)
サービス化に向けた協同研究を始めとして様々な分野で補完関係を築いていく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000098206.html (2023/10/2)
人材の東京一極集中が続く流れに一石を投じ、地方企業成長を強力に後押しすることで、地方から日本の成長へと繋げていく。
https://www.corp.chiiki-zukan.com/news/zcncpznh362t2stc7tl5wgefwkl6ph (2023/10/2)
バタフライピーを活用した化粧品原料や健康食品の共同研究開発、沖縄本島・離島地域における六次産業化の協業等、様々な連携を進めていく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000073710.html (2023/10/3)
両社で協業し、米の機能性を活かした商品の開発や新たな販路の開拓等に取り組んでいくとともに、お互いが保有するリソースを融合し“お米の機能”を広めていくことで両社の成長を目指す。
https://www.akafuji.co.jp/pdf/20231004.pdf (2023/10/4)
互いが持つ技術やノウハウ、サービスや機能を組み合わせ、企業が自社のECサイトやモール型ECで直接生活者に商品・サービスを販売する“Direct to Consumer(D2C)”事業の立ち上げや成長を支援するサービスの拡充、新サービスの開発を推進する方針。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000468.000069194.html (2023/10/4)
防災領域での両社の持つ様々なアセットを活用した事業連携の推進、及び海外展開に向け両社の協力関係を強化する方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000016808.html (2023/10/6)
M&A発表日:2023/10/4
取得日:非公表
買収額:非公表(約65%の株式を取得)
買収先:KREAM
M&A発表日:2023/10/4
取得日:非公表
買収額:非公表(全株式を取得)
買収先:エステー
M&A発表日:2023/10/4
取得日:非公表
買収額:非公表(全株式を取得)
買収先:カミナシ