限定レポート

スタートアップ×東証一部 2021年注目された資本業務提携5選

2022-02-28
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

2021年1月1日から同年12月31日までに行われた、スタートアップによる資金調達の件数は合計で5,241件(2022年2月16日時点で確認できた件数)であった。

その内、資本業務提携を伴う資金調達は348件確認された(注1)。その中でもNTTドコモと資本業務提携を締結したHIKKYや、ミクシィと締結したビットバンクはその資金調達金額が60億円を超える。

通常の資本業務提携は投資の際のリターンを含めさまざまなシナジー効果を目的として行われ、効果は「新製品の開発」、「販売経路の拡大」「相互ネットワークの活用」など多岐に渡る。

しかし、最適な資本業務提携を行うことができる企業は少ないのではないだろうか。

実際、スタートアップ・大手事業会社共に、資本業務提携したい領域は決まっていても、その中で“どの企業と組めばシナジー効果を最大化できるか分からない“、というような課題をそれぞれ抱えている。

シナジー効果を最大化する提携関係を築き、最短での成長を実現するためには、最適な企業をみつけるだけではなく、共に未来を創っていける人と出会うことが必要不可欠である。

今回はシナジー効果が大きい資本業務提携として、提携先が東証一部上場企業である事例を5つ紹介するとともに、後半ではフォースタートアップスの支援によって効率的にパートナーを見つけることができたスタートアップ2社を例にこれからの資本業務提携について考えていく。

注1:スタートアップの1件の資金調達の中において、複数社との資本業務提携を締結している場合も、1件として計上

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