今月の評価額ランキングでは、上位20社の顔ぶれに変化はなかったものの、アストロスケールホールディングスとアンドパッドの2社の評価額が増加し、順位を上げている。アストロスケールホールディングスは、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去サービスの開発に取り組むスタートアップ。今回の評価額は1,161億円で、先月の987億円から174億円上昇し10位に浮上している。同社は以前からドル建てでの第三者割当増資を実施しており、株式発行のタイミングが8月のドル高進行と重なったことで、円建てでの1株あたりの評価額が上昇する結果となった。また、クラウド型建設プロジェクト管理アプリ「ANDPAD」を提供するアンドパッドによる、7月21日と同月28日における合計20億円強の資金調達を登記簿から確認した。評価額が先月の786億円から約20億円上昇している。
累計資金調達金額が先月から変化した企業は、アストロスケールホールディングス、HIROTSUバイオサイエンス、アンドパッドの3社だ。アストロスケールホールディングスは、6月末における新株予約権の行使を確認。登記簿情報をベースとして算出された資金調達金額が約500万円増加する結果となった。HIROTSUバイオサイエンスは7月末から8月にかけて、計2回の資金調達の実施を登記簿から確認。累計資金調達金額が約1億2,000万円上昇している。
アストロスケール、JAXAの商業デブリ除去実証フェーズII フロントローディング技術検討の契約相手方に選定https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000067481.html(2022年8月22日)
メタバース開発エンジン「Vket Cloud」のロードマップを発表、地方自治体・学校への無償提供を予定https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000207.000034617.html(2022年8月26日)
TBM、温室効果ガス排出量を可視化するクラウドサービス「ScopeX」の正式版を提供開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000263.000016815.html(2022年8月30日)
SmartHR、サステナビリティサイトを公開https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000197.000015987.html(2022年8月31日)
電子受発注システム「ANDPAD受発注」が、JIIMA「電子取引ソフト法的要件認証」を取得https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000018154.html(2022年9月2日)
事業会社やCVCの出資ニーズをもとに、スタートアップ企業に最適な資本業務提携候補をご紹介します。国内外200社以上の事業会社やCVCと情報連携をすることで、出資注力領域や出資可能金額、出資検討期間などの出資ニーズを集約しているこのサービス。スタートアップの資金調達目的やスケジュールに沿った調達可能性がある企業との商談を実現します。