ランキングレポート

国内スタートアップ想定時価総額ランキング最新版(2020年4月)

2020-04-08
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

先月からの順位の変動はなし、ランキング上位企業の新型コロナウイルス対応に関して

2020年4月の時価総額ランキングに先月から変化はなかった。世界的な新型コロナウイルスの流行の中で、企業の経済活動にも影響が出ている。現在の状況でも、新型コロナウイルスへの対応としてサービス提供を行っているスタートアップ企業がある。ランクインしている3社でも、新型コロナウイルス対策のためのサービスを提供している。

ピックアップ企業

スマートニュース

同社が運用するニュースアプリ「SmartNews」は、JX通信社が提供を行う、新型コロナウイルスの地域別感染者数データを3月から配信開始。これにより「SmartNews」を利用するユーザーは最新の地域別感染者数の情報をアプリ内の「新型ウイルス」タブで簡単に確認することができる。

TBM

石灰石を原料とする「LIMEXマスクケース」を4月から法人向けに販売を開始。このマスクケースは、抗菌製品技術協議会の規定を満たした抗菌性能を有しており、菌の繁殖を抑え、食事や自宅でマスクを一時的に外す際も衛生的に保管できるという。今後は、法人・個人問わずに安価な価格での販売を強化していく見込みだ。

FiNC Technologies

FiNCアプリで「今こそ、カラダ」プロジェクトという、トレーナーや管理栄養士、医師などのヘルスケア領域の専門家が監修した、「今だからこそ」の情報をまとめた特集をスタート。具体的には、自宅でできるトレーニングや免疫対策レシピ、医師監修のアドバイス等の情報を集約して提供する。今月は順位の変動は見られなかったが、来月以降も想定時価総額ランキングと主要トピックスに関する記事をリリースしていく。

【2025年上半期】国内スタートアップ投資動向レポート

日本のスタートアップは、世界の経済動向や技術の進化に対応しながら、状況を変化させている。2025年上半期の資金調達金額は速報値で3,810億円で着地し、未だ調達環境が良くなってきているとは言えず横ばいの状態だった。米国では、前期に続きAI関連企業への集中が顕著で、PitchBookのデータによると、2025年Q1時点でAIへの資金調達額は全体の約7割に達している。こうした環境の中で、日本の国際競争力を高めるために注力すべき成長産業は何か。本レポートでは、日本の成長産業の変化を捉え、今後の成長の可能性を分析する。これからの日本の経済成長の鍵を見出すために、本レポートが一助となれば幸いである。

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