ランキングレポート

国内スタートアップ想定時価総額ランキングレポート(2019年9月)

2019-09-17
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

バブル時代に世界の時価総額ランキングTOP50の半数以上を占めていた日系企業だが、その後は息を潜めていた。しかし日本でもメルカリSansanが1000億円以上の大型IPOを果たすなど徐々にユニコーン企業が現れ始めている。今後の日本は、世界で活躍する企業が生まれていくのだろうか。本記事では、2019年9月10日時点での国内スタートアップの想定時価総額のランキングで紹介をする。

想定時価総額TOPはPreferred Networksで3516億円

まず注目したいのは、ランキング上位企業だ。ユニコーン企業が5社ランクインしており、Preferred Networksは2014年に創業し、わずか5年で想定時価総額3516億円でトップという結果となった。4位のスマートニュースは、2019年8月に総額31億円の資金調達をしたタイミングでユニコーン企業入りを果たした。ランキング上位各社は海外展開にも積極投資をしている。Preferred Networksはアメリカに、リキッドグループはインドネシア、フィリピン。スマートニュースはアメリカと中国に海外支社を構えており、海外事業を加速させている。

勢いを増すディープテックスタートアップ

カテゴリー別にみると、AI、素材化学、ロボットなどの最先端技術を開発するディープテック企業の割合が過半数以上を占める。過去から受け継ぐ日本の「ものづくり」は依然として健在であると言える。「ものづくり」先進国として日本からディープテックのユニコーン企業が現れ、世界に誇れる企業へと成長していく未来への期待が高まる。STARTUP DBでは今後も継続的に、国内スタートアップの想定時価総額の推移を追っていくので、チェック頂きたい。

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