調達額:40億円(日本政策金融公庫からの融資を含んだ金額)調達先:Innovation Growth Ventures / グロービス・キャピタル・パートナーズ / ゼンリンデータコム / ソニー / ニッセイ・キャピタル
生活関連の出張・訪問サービスに特化したインターネット商店街である「くらしのマーケット」の運営を行っているスタートアップ。ハウスクリーニングや不用品回収、害虫・害獣駆除など様々なお手伝い事業者が登録しておりユーザーはオンラインで予約することができる。また同サービスは安心してサービスを利用してもらうための仕組み作りを徹底しているのが特徴。予約が完了するまで店舗に個人情報が公開されないような仕組みであり、さらに出店している店舗は全て厳正な審査を通過しているためユーザーは安心して利用することができる。また暮らしにまつわる様々な困った問題を解決するために実際に体験レポートを行い解決方法を発信する「くらしのマーケットマガジン」も提供している。
パーソナライズヘアケアのD2Cブランド「MEDULLA(メデュラ)」を展開するスタートアップ。MEDULLAは、髪質や髪の毛の状態に合わせてシャンプーやトリートメントをカスタマイズできる女性向け定期購入ブランド(D2Cサブスク)だ。ユーザがスマートフォンから、頭皮や髪の悩み、なりたい髪質など質問に答えると、ユーザ毎に処方されたヘアケア製品が定期的に送られてくる。2018年5月にローンチ後、ユーザは20代後半から30代前半の女性を中心に8万人にまで拡大。2020年1月時点では月1万人のペースで成長しているという。
調達額:5.7億円調達先:外資系機関投資家
日本のeスポーツコミュニティを広め、eスポーツインフラを支える企業を目指すスタートアップ。同社は年間500以上のオンライン・オフライン大会を運営を手がける。JCG大会運営クラウドを用いたユーザーフレンドリーなウェブシステムや自社配信スタジオ、さらに同社が持つTwitterやYoutubeなどのSNSを活かしたプロモーションによって、効果的かつ効率的なイベントを実施しており、大会ルールウェブサイト、オンライン/オフラインでの大会運営、配信までをすべてワンストップで提供している。
次世代バイオ医薬品(ネオバイオロジクス)の開発を行っている創薬スタートアップ。ペプチドリームの創業者の一人である菅教授が取締役として参加している。同社はネオバイオロジクスを数ヶ月で作成する技術を「LassoGraft Technology®」と命名し、同社独自の技術としている。これは菅教授が開発した技術RaPIDシステム(Random Peptide Integrated Discovery system)から得られる環状ペプチド情報を活用することにより、任意のタンパク質に新しく標的結合能力を加えられるという技術である。製薬企業や研究機関の加速支援を行えることが同技術の大きな強みと言える。
協働ロボットシステムの開発・製造・販売を行っている早稲田大学発のスタートアップ。同社は、未知のニーズとシーズを発掘・創出することで、ロボット技術を用いた新しいアプリケーションを提案している。そのひとつである「PRECISE OMNI(プリサイスオムニ)」は、スリップせずに全方位移動が可能な、世界で唯一の移動ロボットだ。特徴は全方位駆動ギアと歯車状床面との噛み合いにより、スリップせず高速・高精度の全方位移動が可能であることだ。同ロボットは研究室や工場、室内農園などに使用する移動マニピュレータの足回りとして利用したり、屋内測位システムを評価するためのリファレンスや、レーザスキャナを用いた屋内3Dモデルの作成などに用いられる想定だ。