ニュースサマリー

放射性医薬品の研究開発を行うリンクメッド、シリーズBラウンドで35億5,000万円を調達!タクシードライバー向けマイクロファイナンス・リース事業を行うHAKKI AFRICA、シリーズCラウンドで27億1,000万円を調達!

2025-04-14
STARTUPS JOURNAL編集部
Editor
STARTUPS JOURNAL編集部

国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。

▼トピックス

・放射性医薬品の研究開発を行うリンクメッド、シリーズBセカンド・サードクローズで35億5,000万円を調達!調達資金は、他のパイプラインの臨床試験や研究開発の加速及び新規パイプラインの創出等に充てるそう。

・タクシードライバー向けマイクロファイナンス・リース事業を行うHAKKI AFRICA、シリーズCラウンドで27億1,000万円を調達!更なる海外展開を進める予定。

注目の資金調達企業

リンクメッド

調達額:35億5,000万円
調達先:慶應イノベーション・イニシアティブ / 野村スパークス・インベストメント / 三井住友信託銀行 / 日本グロースキャピタル投資法人 / ちばぎんキャピタル / 三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合 / 大阪・関西万博活性化投資事業有限責任組合
備考:シリーズBセカンド・サードクローズ / ラウンド合計金額35億5,000万円 / 累計調達額47億円 / 株式譲渡による調達

HAKKI AFRICA

調達額:27億1,000万円
調達先:グロービス・キャピタル・パートナーズ(リード) / SBIグループ(リード) / TIS
備考:融資を含む / シリーズCラウンド2nd close / ラウンド総額27億1,000万円 / 累計調達額は49億円

電脳交通

調達額:25億円
調達先:三菱商事(リード) / Uber Technologies / 国際自動車 / 大和自動車交通 / つばめ自動車 / 阿波銀キャピタル / いよぎんキャピタル / エムケイ / 三和交通 / JPインベストメント / 第一交通産業 / 徳島大正銀行
備考:シリーズDラウンド / 累計調達額は52億円 / Uber Technologies、つばめ自動車とは資本業務提携

アイリス

調達額:20億5,392円
調達先:タウンズ
備考:D種優先株式93,432株と1株につき金21,406円を参考に調達金額を算出 / 資本業務提携 / 10.73%の株式を譲渡

Fact Base

調達額:14億5,000万円
調達先:三菱UFJキャピタル / みずほキャピタル / りそなキャピタル
備考:シリーズBラウンド / 第三者割当増資及び株式譲渡による調達

資本業務提携ニュース

VideoTouch× PKSHA Technology

VideoTouchがこれまでに蓄積してきたコンタクトセンター向け教育AIに関するノウハウと、PKSHA Technologyが持つ先端AI技術を融合させ、人材育成領域を中心にコンタクトセンターにおけるAI実装をさらに強化・拡充していく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000016270.html(2025/04/07)

キカガク × CosmoBridge

両社の強みを活かした事業連携を通じて、より多くの保護者様とお⼦様に教育で価値を提供し、両事業のさらなる成⻑を⽬指していく方針だ。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000025642.html(2025/04/08)

Sanu × 日鉄興和不動産

全国31拠点189室に展開している「SANU 2nd Home」の規模を拡大していくために活用する方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000462.000001379.html(2025/04/11)

M&Aニュース

アートビート

M&A発表日:2025/04/08
取得日:2025/04/08
買収額:非公表(スタートバーンが保有する全株式を譲渡し完全子会社化)
買収先:ソニー・ミュージックエンタテインメント

IPOニュース

【新規上場承認企業】

ナウビレッジ

上場承認日:2025/04/10
上場予定日:2025/04/18

【2025年上半期】国内スタートアップ投資動向レポート

日本のスタートアップは、世界の経済動向や技術の進化に対応しながら、状況を変化させている。2025年上半期の資金調達金額は速報値で3,810億円で着地し、未だ調達環境が良くなってきているとは言えず横ばいの状態だった。米国では、前期に続きAI関連企業への集中が顕著で、PitchBookのデータによると、2025年Q1時点でAIへの資金調達額は全体の約7割に達している。こうした環境の中で、日本の国際競争力を高めるために注力すべき成長産業は何か。本レポートでは、日本の成長産業の変化を捉え、今後の成長の可能性を分析する。これからの日本の経済成長の鍵を見出すために、本レポートが一助となれば幸いである。