国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
・ホテルとして貸出可能な住宅を開発・販売するNOT A HOTELがデットファイナンス総額105億円の資金調達を実施!国内外での拠点開発の加速や新規事業への投資、グローバル展開の強化に活用される予定。
・EV充電インフラ事業を展開するTerra ChargeがシリーズDラウンドで100億円を調達!EV充電インフラの拡充、海外事業展開、サービスの改良、さらに採用や組織体制強化に投じる予定。
・独立系ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレインがGB9号ファンドを12月中に324.8億円でファイナルクローズへ!ファンド運用を通じて、次世代を牽引する革新的企業の創出に尽力する方針だ。
ホテルとして貸出可能な住宅を開発・販売するNOT A HOTELは2024年11月までに、複数の金融機関からの借入によりデットファイナンス総額105億円を調達したと発表した。同社の累計調達額は223億円(エクイティ総額105億円、デット総額約118億円)に達したという。
同社は「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、高級別荘の企画・販売・運営を行う企業である。世界的な建築家やクリエイターの手がけるデザイン性と、IoT技術を活用した快適性を兼ね備えた物件が特徴である。購入した物件は資産として保有可能であるだけでなく、同社のネットワークを活用し、他のNOT A HOTELの拠点を相互に利用できる仕組みを提供している。これにより、別荘を所有する新しいライフスタイルを提案している。
今回調達した資金は、国内外での拠点開発の加速や新規事業への投資、グローバル展開の強化に活用される予定だという。具体的には、首都圏や北海道の新たな拠点を含む6つの新プロジェクトの推進や、海外販売の本格展開を視野に入れているそう。また、地域金融機関を活用した資金調達を続けながら、各地域の観光発展に貢献していく方針だ。
EV充電インフラ事業を展開するTerra Chargeは、シリーズDラウンドで総額100億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、「すべての人とEVにエネルギーを」をミッションに掲げ、EV充電器の設置・運用を施設向けに提供し、ユーザー向けには充電器利用と決済を行える専用アプリ「Terra Charge」を展開している。2022年4月の事業立ち上げ以来、日本国内で1万口を超えるEV充電器設置を達成し、インド、タイ、インドネシアでも事業を展開中である。同社は最後発企業ながらも国内トップクラスの設置数を誇り、革新的なビジネスモデルが高く評価されている。
今回調達した資金は、EV充電インフラの拡充、海外事業展開、サービスの改良、さらに採用や組織体制強化に投じられるという。同社はこれを契機に国内市場でのシェアを確立し、次世代のEV充電インフラ基盤を強化する計画だそう。
独立系ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレインは、2024年12月中に
「グローバル・ブレイン9号ファンド(GB9号ファンド)」を324億8,000万円でファイナルクローズすると発表した。本ファンドの設立により、同社の運用総額は3,396億円に達する予定で、国内外の富裕層や機関投資家などを対象に資金を募ってきたという。
GB9号ファンドでは、国内のDXや生成AI、ディープテックなど成長可能性の高いスタートアップを主な投資対象とし、10年間の運用期間で事業支援を展開する計画だそう。同社は知財やPR、GRなど幅広い分野で投資先を支援してきた実績を持ち、特に国内投資においてリード投資を強化。ESGの観点も投資判断プロセスに取り入れており、スタートアップの長期的な企業価値向上を目指しているという。
グローバル・ブレインは1998年の設立以来、国内トップクラスのVCとして、継続的にフラッグシップファンドを組成してきた。今後もESGの取り組みを国内外の投資先全てに拡大し、グローバルなスタートアップエコシステムの発展に寄与するとしている。GB9号ファンドの運用を通じて、次世代を牽引する革新的企業の創出に尽力する方針だという。
調達額:105億円
調達先:三井住友銀行 / 千葉銀行 / 広島銀行 / みずほ銀行 / 三井住友信託銀行 / 群馬銀行 / 商工組合中央金庫 / 中国銀行 / しまなみ信用金庫 / 武蔵野銀行 / 第四北越銀行
備考:融資を含む / 累計調達額は223億円(エクイティ総額105億円、デット総額118億円)
調達額:100億円
調達先: みずほリース / みずほ銀行 / 東邦ガス / 河村電器産業
備考:融資を含む / 資本業務提携 / シリーズDラウンド / 海外機関投資家などからの出資を含む
調達額:15億円
調達先: ソフトバンク(リード) / J&TC Frontier / SOLABLE / TARO Ventures / 三菱HCキャピタル / 横浜キャピタル / 自動車ファンド / 興和オプトロニクス / 豊田通商
備考:シリーズAラウンド / ソフトバンクは10億円を出資、PXPの株式の29.9%を取得
調達額:11億円
調達先:日本政策金融公庫 / 南都銀行
備考:融資を含む / 日本政策金融公庫奈良支店から7億円、南都銀行から4億円の調達
調達額:10億5,500万円
調達先:JICベンチャー・グロース・インベストメンツ (リード) / DIMENSION / ごうぎんキャピタル / みずほキャピタル / りそなキャピタル / アイキューブドベンチャーズ / アーキタイプベンチャーズ / ディー・サイン / 北國銀行 / 横浜キャピタル / 農林中金キャピタル戦略協創1号投資事業有限責任組合
備考:シリーズBラウンド / 総額10億5,500万円 / 累計資金調達額は17億5,000万円 / 融資を含む
開発が最終段階に入っているICEF15の日本における販売に向けた体制の整備を着実に進め、革新的な治療を待ち望んでいる患者さまに早期にお届けできるよう努めていく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000091867.html (2024/12/02)
店舗の省人化にとどまらない日本全国の幅広い業種における接客業務支援の実現を目指していく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000059684.html (2024/12/04)
同社が持つクイックコマースの最新システムや高速のシステム・事業開発力と、イトーヨーカ堂がこれまで培ってきたネットスーパーサービスのノウハウを組み合わせることで、ユーザーに提供するサービスの品質をさらに向上させていく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000097983.html (2024/12/05)
M&A発表日:2024/12/05
取得日:2024/8/31
買収額:非公開(子会社化)
買収先:Stock Tech
M&A発表日:2024/12/06
取得日:2024/12/25
買収額:非公開(全発行済株式取得)
買収先:PKSHA Technology
【新規上場企業】
上場日:2024/12/04
公開価格:1,500円
初値:2,128円(公開価格比:+628円、+41.86%)
時価総額初値:75億6,700万円