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・オフィスビルをフロア単位で分割し、少額で投資できる不動産手法である「区分所有オフィス」を提供するボルテックス、180億円の資金調達(シンジケートローン)を完了!今後もSDGsに貢献する不動産戦略を推進していく予定。
・海外旅行予約アプリ「NEWT」を運営する令和トラベル、シリーズAラウンドで48億円の資金調達を実施!生成AIを活用した旅行体験の更なる改善や、グローバル市場への拡大も目指していくそう。
・人流分析ツール「LocationMindxPop」を提供するLocationMind、シリーズB 2ndクローズ完了でシリーズB総額31億7,000万円の資金調達を完了!自動車やドローン向けの次世代GPS受信機の開発に注力していく予定。
オフィスビルをフロア単位で分割し、少額で投資できる不動産手法である「区分所有オフィス」を提供するボルテックスは、2024年9月12日、三井住友銀行が中心となって、複数の銀行から合計180億円の資金調達(シンジケートローン)を実施したと発表した。
「区分所有オフィス」は、オフィスビルのフロアを分割して販売し、投資家が少額で所有できる仕組みである。一棟購入と比べて資金負担が軽く、流動性が高い点が特徴。これにより、安定的な収益や資産の保有が可能になる不動産投資手法として、個人や企業に広く利用されている。また、分散された所有権によりリスク分散効果も期待できる。
調達資金は、「区分所有オフィス」シリーズの最上位ブランド「VORT maxim」の5棟目として、東京駅エリアに位置する「VORT東京八重洲maxim」の購入に充てられる。この物件は、大規模再開発が進む八重洲エリアにあり、高い収益性と流動性を持つとされている。同社は、今回の物件が持つ持続可能性を重視しており、今後もSDGsに貢献する不動産戦略を推進していくとしている。
海外旅行を極限まで「かんたん」にする海外旅行予約アプリ「NEWT」を運営する令和トラベルは、シリーズAラウンドで48億円の資金調達を実施したと発表した。同社はこれにより累計調達額が70億円となるという。
同社は2021年に創業し、2022年には「NEWT」をリリース。旅行の手間を軽減するため、予約やプランニングをデジタル技術で支援しており、アプリの満足度は4.6を超える高評価を獲得している。
調達資金は、「NEWT」のテクノロジー強化とサービス拡充に使用されるといい、生成AIを活用した旅行体験の更なる改善や、グローバル市場への拡大も目指していくそう。今後は、技術へのさらなる投資を進めると共に、韓国やシンガポール、タイなどへの海外展開を加速させ、国内外の旅行市場でのポジションを強化していくとしている。
人流分析ツール「LocationMindxPop」を提供するLocationMindは、東京大学発のAIおよび宇宙関連のベンチャー企業であり、位置情報AIや宇宙事業に注力している。今回のシリーズBラウンドでは、エクイティとデットファイナンスを組み合わせ、合計で13億7,000万円を調達したと発表した。これにより、創業からの累計調達額は49億1,000万円に達したという。
同社は、世界最大の位置情報銀行を目指しており、人や自動車、衛星画像など多様な位置情報データを取り扱う。すでに80か国以上のデータを扱っており、今後さらにグローバル展開を加速させる方針だ。また、同社の宇宙事業では、GNSSセキュリティに関する特許技術を活用し、信頼性の高い次世代のGPSサービスを提供している。
今後は、位置情報解析ソリューションの高度化やグローバル展開を進めるだけでなく、自動車やドローン向けの次世代GPS受信機の開発に注力していく予定だそう。また、チャットによる高度な空間情報生成AIの開発も加速させることで、さらなる技術革新を目指しているという。
調達額:180億円
調達先:三井住友銀行(アレンジャー) / 京都銀行 / 佐賀銀行 / 静岡銀行 / 富山第一銀行 / 西日本シティ銀行 / 北洋銀行 / SBJ銀行
備考:融資を含む / “SDGs推進支援シンジケーション”によるシンジケートローンを通じての調達
調達額:48億円
調達先:SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合(リード) / 31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースⅠ / ANRI4号投資事業有限責任組合 / Dawn Capital1号投資事業有限責任組合 / PKSHA Technology / THE CREATIVE FUND1号投資事業有限責任組合 / X&KSK Fund / りそなキャピタル8号投資事業組合 / ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 / ジャフコSV6投資事業有限責任組合 / 千葉道場3号投資事業有限責任組合 / 富国-GB投資事業有限責任組合 / その他投資家を含む
備考:シリーズAラウンド / 累計調達額は70億円 / PKSHA Technologyとは資本業務提携
調達額:31億7,000万円
調達先:共同通信社 / HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合 / 大和ハウスグループ共創共生1号投資事業有限責任組合 / マーキュリアインベストメント / 静岡キャピタル / JA三井リース / ごうぎんキャピタル / 静岡銀行 / 三井住友信託銀行
備考:シリーズBラウンド2ndクローズ / シリーズB総額31億7,000万円 / シリーズB 2ndクローズでは、エクイティ9.3億円、デット4.5億円 / 累計資金調達額は49億1,000万円 / 融資を含む
調達額:30億円
調達先:WiL / Coral Capital IV, L.P. / 千葉道場4号投資事業有限責任組合 / ALL STAR SAAS FUND / イーストベンチャーズ
備考:プレシリーズAラウンド
調達額:24億6,000万円
調達先:戸田建設 / SMBC日興証券 / Frontive Holding / Spiral Capital / ちゅうぎんインパクトファンド投資事業有限責任組合 / その他金融機関1社、従業員持株会等による出資を含む
備考:シリーズCラウンド前半 / 累計調達額は259億2,000万円 / 戸田建設とは資本業務提携
ニーリーの社外取締役に、馬場太久麿氏就任のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000045188.html (2024/9/11)
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN120650S4A910C2000000/
(2024/9/12)
アジア太平洋で注目の新興100社、日本は4位9社 米誌
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB120CF0S4A910C2000000/
(2024/9/12)
AI×トラベル領域における共同プロジェクトを10月より開始する方針。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000077082.html (2024/9/9)
物流・製造分野の搬送作業の自動化・効率化に貢献するロボットサービスの構築・提供を目指す。
https://lexxpluss.com/jp/press-release-jp/signed-capital-and-business-alliance-agreement-with-mitsubishi-hc-capital-inc/(2024/9/12)
TOPPANホールディングスとの保健機能食品の研究開発支援事業での戦略的な事業提携、明治との食品のさまざまな健康価値の可能性を探索する協業連携。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000110505.html (2024/9/12)
M&A発表日:2024/9/12
取得日:非公開
買収額:非公開(完全子会社化)
買収先:セルソース