ホテルとして貸出可能な住宅を開発・販売するNOT A HOTEL、シリーズBで55億円の資金調達を実施。スキマバイトアプリを運営するタイミー、東京証券取引所グロース市場へ上場。【最新スタートアップニュース】
2024-07-29
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STARTUPS JOURNAL編集部
国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
・ホテルとして貸出可能な住宅を開発・販売するNOT A HOTEL、シリーズBで55億円の資金調達を実施！新規拠点開発と地域観光の発展に活用する予定。
・スキマバイトアプリを運営するタイミー、東京証券取引所グロース市場へ上場。開発力・技術力の強化から業務基幹システムの維持・強化などに尽力していく方針だ。
・シード期のディープテックに投資するBeyond Next Ventures、3号ファンドを当初目標金額を上回る257億円でファイナルクローズ。今後、ESG投資とグローバル展開を強化していくそう。
アプリを用いて“ホテル兼自宅”物件の販売・運営を行うNOT A HOTELは、野村證券の協力のもと、特定投資家向け銘柄制度（J-Ships）を利用して44億円の資金調達を実施し、シリーズBラウンドで総額55億円を調達したと発表した。この結果、累計調達額は105億円に達したという。
今回の資金調達には私募で44億円、J-KISS転換で11億円が含まれているそう。NOT A HOTELは「世界中にあなたの家を」というコンセプトで、デザイン性とテクノロジーを融合させたハイエンドな別荘を提供している。2020年の創業以来、着実に成長しており、累計契約高227億円、オーナー597名に到達している。
今回調達した資金は、新規拠点開発と地域観光の発展に活用される予定であるという。同社は非連続な成長を目指し、今後も新たな拠点を開発し、宿泊満足度99％を維持しつつ、多方面での取り組みを進めていく計画だそう。
HR SaaSとデータ連携をシームレスに行うHR 共創プラットフォーム「PathosLogos」を提供するパトスロゴスは、複数のベンチャーキャピタルから第三者割当増資で総額24億5,000万円を調達したと発表した。この結果、創業以来の累積資金調達額は37億円に達したという。
今回の資金調達は、FFGベンチャービジネスパートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、りそなキャピタル、グロービス・キャピタル・パートナーズ、ジャフコグループを引受先として実施されたという。パトスロゴスは、HR共創プラットフォーム「PathosLogos」や人事給与サービス「Combosite」を提供し、大企業向けに統合人事システムの販売を推進している。今回の調達資金は、財務基盤強化と製品開発・販売体制の拡充に充てられる予定だという。
同社は、調達した資金を活用して新製品開発を進め、HR SaaSの市場における存在感をさらに高める計画である。また、金融グループ各社のネットワークを活用して、新たな顧客層へのアプローチを行うとともに、大企業の人事業務のDX推進を図り、企業の生産性向上に寄与することを目指している。
シード期のディープテックスタートアップに投資するBeyond Next Venturesは、2023年3月に設立した3号ファンド（正式名称：Beyond Next Ventures3号投資事業有限責任組合）を、当初の目標金額を上回る257億円でファイナルクローズしたと発表した。
3号ファンドは、三菱UFJ銀行、東京都、中小企業基盤整備機構などから出資を受け、ファンド運用総額は480億円に拡大したという。大学発領域やディープテック領域のシードからグロースフェーズまでのスタートアップを支援し、一社あたり最大累積投資金額は20億円となるそう。
今後は、カンパニークリエーションの強化やインドを中心としたグローバル展開支援の強化、ESG投資の開始、インパクト投資の推進など、多岐にわたる取り組みを進めていくという。特にインドにおいては、現地子会社を通じて国内出資先の海外進出を支援し、グローバルな展開を図る計画だそう。また、ESGガイドラインの策定やPRIの署名を通じて、長期的な企業価値の向上を目指すという。
調達額：55億円
調達先：野村證券 / 他投資家からの調達含む
備考：シリーズBラウンド / 累計調達額は105億円 / 私募 44億円、J-KISS転換 11億円 / 私募については、特定投資家向け銘柄制度（J-Ships）/151名からの調達
調達額：24億5,000万円
調達先：FFGベンチャービジネスパートナーズ / SMBCベンチャーキャピタル / りそなキャピタル / グロービス・キャピタル・パートナーズ / ジャフコグループ
備考：シリーズAラウンド / 累計調達額は37億円
調達額：23億8,000万円
調達先：アクシル・ライフサイエンス&ヘルスケアファンド2号投資事業有限責任組合(リード) / サイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号投資事業有限責任組合(リード) / Fiducia GrowthTech投資事業有限責任組合 / MTGV投資事業有限責任組合 / NVCC9号投資事業有限責任組合 / QB第二号投資事業有限責任組合 / エスアールディホールディングス / 七十七キャピタル第2号投資事業有限責任組合 / 三井住友信託銀行 / 三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合 / 東邦ホールディングス / 他個人投資家を含む
調達額：15億1,000万円
調達先：出資元不明 / 融資を含む
備考：シリーズAエクステンションラウンド / 累計資金調達額は約23億5,000万円
調達額：10億7,000万円
調達先： In-Q-Tel / ニチコン / 丸紅 / 他1者を含む
備考：シリーズCラウンドセカンドクローズ / 累計資金調達額は148億1,000万円 (うち、シリーズＣの累計調達額は131億3,000万円)
バクラク、人事領域（HRM）に進出。勤怠管理サービスを今秋に提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000348.000036528.html (2024/7/23)
Beyond Next Ventures、ディープテック特化3号ファンドを257億円でファイナルクローズ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000144.000017460.html (2024/7/24)
渋谷サクラステージ、岸田文雄首相「新興支援の拠点に」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA251VX0V20C24A7000000/
(2024/7/25)
国内の海洋プラスチックごみや産業廃プラスチックの有効活用を加速させていく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001299.000009971.html (2024/7/24)
多くの人が日常生活において利用する「鉄道」と、電動・小型のマイクロモビリティ「LUUP」が、短距離で小回りの効く移動手段として補完することで、沿線価値を向上させることを目指している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000315.000043250.html (2024/7/25)
PST提供サービス「VOISLOG®プラットフォーム」とのアプリ連携およびKort Valuta提供の「TwooCa Ring」から取得されるバイタルデータとの連携を目指している。
https://www.medical-pst.com/news/company/2024/07/26/3011/ (2024/7/26)
M&A発表日：2024/7/23
取得日：2024/7/1
買収額：非公開（過半数株式を取得）
買収先：Relic
M&A発表日：2024/7/26
取得日：2024/7/1
買収額：非公開（全株式取得）
買収先：ダイニングエッジ
M&A発表日：2024/7/26
取得日：非公開
買収額：非公開
買収先：データ・アプリケーション
【新規上場企業】
上場日：2024/7/26
公開価格：1,450円
初値：1,850円（公開価格比：+400円、+27.58％）
時価総額初値：1,760億700万円
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