日本の技術で農業をもっとサステナブルに。Oishii Farmが200億円調達。アルツハイマー型認知症治療薬を開発するNeusignal Therapeuticsが13.3億円の調達。【最新スタートアップニュース】
2024-03-04
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STARTUPS JOURNAL編集部
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日本発の技術を基盤に、アメリカで次世代植物工場事業を展開するOishii Farmは2月28日、シリーズBラウンドとして総額200億円の資金調達をしたと発表した。
今回の調達では、日本電信電話（NTT）、安川電機、脱炭素化支援機構、みずほ銀行などの日本企業、そして欧米のサステナビリティファンドのMcWin Capital Partners、Bloom8 などが参画した。
同社の植物工場は、完全無農薬・メガソーラー発電施設からのグリーンエネルギー活用などの特徴がある。いずれもサステナブル（持続可能）な農業につながるものだという。
2022年6月には現地の高級スーパーマーケットでイチゴの販売が始まった。今後は工場を増設するなどしていくという。
アルツハイマー型認知症に対する治療薬の開発に取り組むNeusignal Therapeuticsは3月1日、シードラウンドとして総額約13.3億円の資金調達をしたと発表した。
Neusignal Therapeuticsは東北大学発スタートアップ。アルツハイマー型認知症に対する画期的な治療薬の開発に向け、研究開発に取り組んでいるという。
近年、アルツハイマー型認知症の進行抑制が見込める新規医薬品の登場もあり期待が高まる一方で、定期的な通院での点滴治療や高額な医療費、リスクリターンに基づく対象の妥当性など多くの議論がなされている。これらの課題を解決する画期的な新薬を待ち望む人々の手に届く社会の実現を目指しているそう。
同社に出資した三菱UFJキャピタルの発表によると、アルツハイマー型認知症は、急速な高齢化を背景に患者数が増加している。その一方で、有効な治療法がない「アンメット・メディカル・ニーズ」が大きい領域だという。
今回の調達をきっかけに、ヒトでの臨床試験に向けた動きや人材確保などを加速させるとしている。
大和ハウス工業は3月1日、同社にとって初となるCVC（用語解説）の本格運用を開始すると発表した。1月に設立した「大和ハウスグループ“将来の夢”ファンド」は、大和ハウスグループの展開する事業領域や、関連する新技術など幅広い分野に投資するため、最大300億円の運用額を確保している。住宅・建設業界では最大規模だという。
目的に応じた幅広い業種への投資を実現するため、2本のサブファンドを設立する。また、今後は国内外でのネットワークの構築のため、外部のVCファンドへの出資なども検討しているという。
調達額：200億円
調達先：インスパイア / 荏原製作所 / ダイニチ / 脱炭素化支援機構 / 中国信託商業銀行 / 日本電信電話 / 博報堂DYベンチャーズ / Plan･Do･See / ブロードエッジ・アドバイザーズ / みずほ銀行 / 三菱食品 / みやこキャピタル / モバイル・インターネットキャピタル / 安川電機 / Bloom8 / McWin Capital Partners / New Hope - Coalescence Global Opportunities Holdings / Nymph Investments Cayman
備考：シリーズBラウンド
調達額：13億3,000万円
調達先：ファストトラックイニシアティブ3号投資事業有限責任組合 / KII3号インパクト投資事業有限責任組合 / みずほライフサイエンス第1号投資事業有限責任組合 / 三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合 / SMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合
備考：シードラウンド / 令和5年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」の助成金を含む
調達額：10億円
調達先：DNX Ventures / 三菱UFJ信託銀行 / Metaprop
備考：シリーズAラウンド
調達額：7億5,000万円
調達先：AN Ventures
調達額：7億円
調達先：SBIインベストメント / 東京大学協創プラットフォーム開発 / 大和企業投資 / 国立研究開発法人科学技術振興機構 / アイティーファーム / JMTCキャピタル / Plug and Play Japan
備考：累計調達額8億3,000万円
IGP-VPと大和ハウスベンチャーズ、コーポレートベンチャーキャピタル「グロースファンド」を設立
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000097774.html(2024/3/1)
THE SEED、プレシードを対象とした30億円規模の3号ファンドを設立、12億円でファーストクローズを完了
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000035974.html(2024/3/1)
80&CompanyとRelicは資本業務提携を行った。両社の組織および拠点を増強することで、日本全国の新規事業開発を同時多発的に推進していく方針という。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000053582.html(2024/2/28)
A’ALDA Pte.と野村不動産は資本業務提携を行った。協業によって、「人とペットが幸せに暮らせる」新たな商品・サービスの企画・開発を進め、不動産開発事業における商品力強化と事業機会の拡大を目指していくそう。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000084106.html(2024/2/29)
スカイマティクスは福井コンピュータ、福井コンピュータスマートと資本業務提携を行った。両者システムの連携及び販売連携を実現し、建設DXとi-Constructionの推進を加速させることを狙っているという。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000025718.html(2024/2/29)
M&A発表日：2024/2/29
取得日：2024/3/13
買収額：非公表(全株式取得)
買収先：クリーク・アンド・リバー
M&A発表日：2024/2/29
取得日：2024/3/6
買収額：33億2,600万円(株式78％取得)
買収先：ジェイドグループ
【新規上場承認企業】
上場承認日：2024/2/26
上場予定日：2024/3/29
【新規上場企業】
上場日：2024/2/28
公開価格：1,780円
初値：3,990円（公開価格比：+2,210円、+124.2％）
時価総額初値：51億9,500万円
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