国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
途上国で中小零細事業向け小口金融(マイクロファイナンス)サービスを展開する五常・アンド・カンパニーは8月17日、新たに41億円を調達し、シリーズEを総額141億円でクローズしたと発表した。五常は5カ国・9社のグループを通じて、インドやミャンマー、カンボジアなどで中小零細事業向けの小口金融事業を展開している。2030年までに50カ国、1億人を対象に、低価格かつ良質な金融サービスを届けることを目指す。2023年6月末時点で累計顧客数は175万人、連結融資残高は1,000億円を突破している。今回の調達で、グロービス・キャピタル・パートナーズ、SMBCベンチャーキャピタルなどが新規投資家として加わった。同社は2023年3月期の連結財務実績も公表し、金融収益が186億円、営業利益が17億6,000万円となり、連結黒字化を達成したとした。
大型蓄電池の製造や電気運搬船の開発などを手がけるパワーエックスは8月17日、27億1,000万円を調達しシリーズBラウンドを完了させたと発表した。創業からの累計調達額は152億6,000万円となった。同社は「再生可能エネルギーの爆発的普及」を掲げる。岡山県玉野市で蓄電池工場を建設するほか、開発中の電気運搬船は2026年に国内外で実証実験を行う予定だとする。調達した資金は研究開発のほか、岡山県の工場の製造設備導入費用などに充てられる。伊藤正裕・代表執行役社長CEOは発表で「事業計画を実行するために必要な資金は集まっており、いよいよお客さまへの製品の出荷が始まる」などとコメントしている。
クラウドサービス最大手、AWS=アマゾン・ウェブ・サービスの日本法人は8月17日、スタートアップ育成などをめぐり北九州市と包括連携協定を締結した。両者は行政や地域DX、宇宙産業育成などのほか、スタートアップ育成についても連携していく。具体的には市内のコワーキングスペース「COMPASS小倉」を利用する企業などを対象に、AWSの活用面で支援する。
調達額:41億円調達先:グロービス・キャピタル・パートナーズ / SMBCベンチャーキャピタル / サムライインキュベート / ACA Investments Pte. Ltd. / 個人投資家含む備考:シリーズEラウンド最終クローズ / シリーズEラウンドにて調達総額141億円
調達額:27億1,000万円調達先:日本瓦斯 / Frontive Holding / 森トラスト / JAL Innovation Fund / 石油資源開発 / 安川電機 / NEC and Translink Orchestrating Future Fund, L.P.備考:シリーズBラウンド / 三菱UFJモルガン・スタンレー証券がフィナンシャル・アドバイザーとして支援
調達額:17億9,000万円調達先:川崎重工 / 東北大学ベンチャーパートナーズ / 東京センチュリー / フジタ・イノベーションキャピタル / 東海東京インベストメント / テイケイ / 八十二インベストメント / 七十七キャピタル / ジャパンインベストメントアドバイザー / JMTCキャピタル備考:その他投資家7社
調達額:6億円調達先:ニッセイ・キャピタル / XTech Ventures / みずほキャピタル / W fund / THE SEED備考:シリーズAラウンド
調達額:5億3,000万円調達先:ティーケーピー / MSスタートアップ支援投資事業有限責任組合 / MS・HAYATE1号投資事業有限責任組合 / ベクトル / AGSコンサルティング / Iceblue Fund有限責任事業組合 / 90s1号投資事業有限責任組合 / エアトリ / クリーク・アンド・リバー / ほか投資家14名備考:プレシリーズAラウンド
M&Aクラウド、経営体制強化のため新執行役員4名を選任https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000018978.html (2023/08/18)
AWS、北九州市のバックアップ首都構想実現を支援するデジタル人材育成、スタートアップ支援、宇宙産業推進を支援https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/city-of-kitakyushu-and-aws-collaboration/ (2023/08/18)
Ginco、G20 DIA サミットにおいて日本を代表するWeb3企業として選出。スタートアップピッチに登壇決定。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000031033.html (2023/08/18)
今後はサービス業や建設業などの業種に向けたリアルな場でのサービス提供が可能となり、これまでリーチできなかった顧客層が抱える課題解決に繋げていく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000010457.html(2023/08/10)
今後はHENNGEがkickflowの販売店となり、HENNGE Oneの顧客にkickflowを販売することを前提に協議を進めており、引き続きエンタープライズ企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000010457.html(2023/08/18)
M&A発表日:2023/08/14取得日:2023/07/03買収額:非公開買収先:マクロミル
【新規上場承認企業】
上場承認日:2023/08/18上場予定日:2023/09/22
国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2023年1-7月)
(リリース日:2023/08/16)