【4月第2週スタートアップニュースサマリー】電気自動車の充電インフラの提供・整備を手掛けるe-Mobility Power、総額150億円の資金調達など
2021-04-12
Editor
STARTUPS JOURNAL編集部
国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを発表している。今週は、電気自動車（EV）向けの充電インフラの提供、整備を手掛けるe-Mobility Powerが、東京電力ホールディングス、中部電力、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、三菱自動車工業、日本政策投資銀行を引受先とする総額150億円の第三者割当増資を実施した。電動車両の普及促進に向け、”いつでも、どこでも、誰もがリーズナブルに充電できるサービスの提供と充電インフラの整備・拡充”を通じて、持続可能な社会の実現に貢献するとしている。また、猫の体につける猫の行動計測ウェアラブルデバイス「Catlog」を展開するRABOが総額約6億円、動画・写真共有サービス「まごチャンネル」を展開するチカクが5億円、IoT向け無線通信プラットフォーム「UNISONet」を提供する東京大学発のスタートアップ、ソナスが4億5,000万円の資金調達を発表した。さらに、リアルテックホールディングスが社会課題を解決するスタートアップに投資する、インパクト投資のための100億円の新規ファンドを組成し注目を集めた。[toc]
調達額：150億円調達先：東京電力ホールディングス / 中部電力 / トヨタ自動車 / 日産自動車 / 本田技研工業 / 三菱自動車工業 / 日本政策投資銀行
調達額：6億円調達先：STRIVE / XTech Ventures / W ventures / 三生キャピタル / みずほキャピタル / みずほ銀行備考：シリーズAラウンド
調達額：5億円調達先：ABCドリームベンチャーズ / 山口キャピタル / アフラック・イノベーション・パートナーズ / GMO Venture Partners / SMBCベンチャーキャピタル備考：その他、金融機関からの融資も含む
調達額：4億5,000万円調達先：東京大学協創プラットフォーム開発 / JR東日本スタートアップ / ANRI備考：シリーズAラウンド / その他、金融機関からの融資も含む
調達額：2億5,400万円調達先：サムライインキュベート、栖峰投資ワークス、みずほキャピタル、池田泉州キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、中野智哉、みずほ銀行、商工組合中央金庫備考：栖峰投資ワークスは、イノベーションディスカバリー1号投資事業有限責任組合を通じて出資 / 池田泉州キャピタルは、関西イノベーションネットワーク投資事業有限責任組合を通じて出資
インパクト投資、新興と二人三脚 社会課題の解決後押し ーリアルテック、100億円規模ファンドー（2021/04/05）https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ298FL0Z20C21A3000000/
ゲーム配信プラットフォーム「Mirrativ」を運営するミラティブ、CTOに横手良太が就任（2021/04/06）https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000033025.html
コーヒー農家とロースターの直接取引を実現する「TYPICA（ティピカ）」が正式ローンチ、サステナブルなコーヒー流通を目指す（2021/04/06）https://thebridge.jp/2021/04/typica-official-launch
【新規上場企業】
上場日：2021/04/05公開価格：2,800円初値：6,540円（公開価格比＋3,740円 ＋133.5％）時価総額初値：296.36億円
上場日：2021/04/07公開価格：6,000円初値：6,900円（公開価格比＋900円 ＋15.0％）時価総額初値：150.13億円
M&A発表日：2021/04/07取得日：非公表買収額：非公表買収先：スペラファーマ備考：スペラファーマは、イワキ<8095>の100%子会社
無料のメルマガ会員にご登録頂くと、記事の更新情報を受け取れます。プレスリリースなどの公開情報からは決して見えない、スタートアップの深掘り情報を見逃さずにキャッチできます。さらに「どんな投資家から・いつ・どれくらいの金額を調達したのか」が分かるファイナンス情報も閲覧可能に。「ファイナンス情報＋アナリストによる取材」でスタートアップへの理解を圧倒的に深めます。
