ニュースサマリー

【6月第2週資金調達】C2Cマーケットプレイス運営のクリーマが11億円調達など

2019-06-17
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

注目の調達企業

クリーマ

https://www.creema.jp/

調達額:11億円調達先:SBIインベストメント / SMBCベンチャーキャピタル /アイ・マーキュリーキャピタル / グローバル・ブレイン/ 七村守 / 三井不動産 / 日本郵政キャピタル

主にハンドメイドのC2Cマーケットプレイスの運営を行うスタートアップ。日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」は全国のクリエイターとユーザーが、ネット上で自由に作品を売買できるサービス。クリエイターは出店料無料で作品を掲載可能。ユーザーは同サービス上でクリエイターから作品を直接購入できる。決済のみ同社が仲介し。個人間でも安心して取引が可能になっている。今後は、常設型店舗を日本橋と熊本に開設するほか、ハンドメイド商品以外の新領域や新サービス開発に着手する。

バカン

https://www.vacancorp.com/

調達額:7億9千万円調達先:JR東日本スタートアップ / NTT東日本 / Scrum Ventures / ティーガイア / 清水建設

同社はIoTとAIを活用した空席情報配信サービスの提供を手がけるスタートアップ。レストラン・カフェ・駐車場などの空席情報プラットフォーム「VACAN / バカン」、トイレ空席検索サービス「Throne / スローン」などを展開している。また、JR東日本スタートアップとの資本業務提携を発表。

tripla

https://corp.tripla.jp/

調達額:6億円調達先:JR東日本スタートアップ / Kips / イノベーション・エンジン / コンピュータソフトウェア協会 / ハックベンチャーズ / ラクス / リード・キャピタル・マネージメント / 三井住友海上キャピタル/NREGイノベーション1号投資事業有限責任組合

同社はインバウンド領域で旅行者、事業者双方にサービスを提供している企業。現在、訪日外国人旅行者向けの旅行アプリ「tripla」やインバウンド事業者向けの「triplaチャットボットサービス」などを行う。レストラン、宿、ポケットWiFiのレンタルやタクシー・リムジンの手配に加え、最大の特徴であるAIによるチャットボット機能では日本語、英語、韓国語、中国語の4ヶ国語での対応が可能。サービスを導入した施設は、宿泊前のお客様からのメール及び電話でのお問合せが平均50%削減という実績を誇る。

iCARE

https://www.icare.jpn.com/

調達額:5億2千万円調達先:グローバル・ブレイン/Beyond Next Ventures / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / インキュベイトファンド / 三井住友海上キャピタル

2011年設立の同社の主な事業は法人向けのヘルスケアサービスだ。多くの働く人が体の異変を感じながらも忙しいなどの理由から病院へ行かない状況や企業においても健康に対する状況理解が浅いといった問題に注目し2016年3月からチャット健康相談アプリ「Carely(ケアリー)」の提供を開始。このサービスでは、仕事で忙しくなかなか病院へ行けない人がオンライン上で簡単に健康に関する不安を相談することができ、また健康診断やストレスチェックを受けることもできる。

one visa

https://onevisa.jp/

調達額:4億5千万円調達先:ANRI / キャナルベンチャーズ / サイバーエージェント / セブン銀行 / 全保連 / 大垣共立銀行 / 日本政策金融公庫

「世界から国境をなくす」を掲げ、日本で働く外国人労働者のビザ取得支援を目的とする主な事業として「one visa」の運営を行う。同サービスはワンクリック申請書類作成、メンバー管理、代理申請の3つの機能を備えている。ビザ申請から更新の管理までワンストップで行うため外国籍社員のビザ申請にかかる工数を大幅に削減することを可能にする。他にも来日支援、定住支援サービスを2018年より開始。日本語教育を行う教育機関をカンボジアのプノンペンに設立し、特定技能を取得するために必要な日本語教育を実施している。

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