調達額:9億3000万円調達先:東京急行電鉄/JR東日本スタートアップ / JR西日本イノベーションズ / キャナルベンチャーズ / ポーラ・オルビスホールディングス / 山口キャピタル
2016年に加藤史子氏によって設立された企業。加藤氏は新卒にてリクルートに入社、主に新規事業の開発に携わった後に同社を設立している。2018年7月現在までに、10億円以上の資金調達を行っており、ICCカンファレンススタートアップコンテスト優勝など注目のスタートアップである。 事業としては、訪日外国人に対して日本の観光をより楽しくしてもらうためのサービスを開発、運営している。このサービスではタクシーや宿泊施設、ツアーアクティビティの予約などがアプリ上で出来る。最も大きな特徴としては、主要空港で無料の500MB通信が出来るSIMカードを受け取る事が出来るサービスであり、訪日外国人が簡単に日本で通信を行えるようになっている。2019年1月時点では香港、台湾、中国に住んでいる方のみでの対応であるが今後は順次展開をしていくと考えられ、マーケットが急拡大をしている訪日外国人向けのサービスを展開する注目の一社である。
調達額:5億6000万円調達先:ジャフコ
テクノロジーによる面接のアップデートに取り組むスタートアップ。営業アウトソーシングを軸に事業展開していた設立当初に採用や面接の苦労を実感し、それを解決するためシステム開発を始めたことをきっかけに現在に至る。いまだ進化していない面接にテクノロジーを掛け合わせることで「最高の面接の場」を提供することを目指す。 ウェブ面接ツール「インタビューメーカー」はスマホやPCを使って、場所や時間の制限を受けることなくオンライン上で面接を受けることができるサービス。コアとなる機能はオンライン上で面接ができる「ウェブ面接」、お応募者が投稿した動画を基に選考する「録画面接」、選考状況や採用情報などを管理できる「採用管理」の3つ。付随する機能も合わせて、企業が応募者を獲得するところから人材の選定、面接、内定後のフォローに至るまでの各課題を解決する。また、当サービスには面接を自動録画する機能が搭載されており、面接の質を高める際に重要な役割を果たす。
調達額:4億円調達先:XTech Ventures / グローバル・ブレイン / 楽天
DeNA出身の橋本舜氏が2016年4月に創業したスタートアップで、完全栄養食品「BASE PASTA」「BASE BREAD」を提供する。 同社が提供する「BASE PASTA」は、パスタ麺の生地にチアシードなどの栄養食品やビタミン群を練り込むことで、1食に必要な31種の栄養素をすべて含むことに成功した完全栄養食品である。ビジネスモデルは基本的にD2Cの形をとっており、自社で開発した製品を自社で販売しており、基本的にはスーパーに卸さずに、ユーザーに定期販売している。 これまでベースフードが発売してきた、2017年2月22日発売の完全栄養パスタ「BASE PASTA」と2019年3月4日発売の完全栄養パン「BASE BREAD」の累計販売食数が、50万食*を突破した。
調達額:3億7000万円調達先:ANRI / キャナルベンチャーズ
東京大学大学院、ATカーニーにて活躍をした後に、ミューズコー株式会社を創業し、3年でミクシィに17億円で売却した経験をもつ久保氏によって設立されたスタートアップ。久保氏は容姿端麗なことでも知られており、人気番組バチェラーの初代主役を務めた。 同社の主事業は、家具のレンタルサービスだ。具体的には配送料、保険料、設置代込で月々500円から家具を借りれるものになっている。家や車などの単価が高いモノはすでに買うのではなく、借りるという選択肢が生まれている。同様に単価が比較的高く、購入、組み立て、撤去などが大変な家具にもレンタルサービスという需要があるのではないか、という仮設をもとに事業を展開。そのため、同サービスから不必要な面倒な作業はないように設計されており、不要な家具は同社が引き取ってくれ、いつでも気軽に交換ができるものになっている。