調達額:38億5000万円調達先:INCJ / K4 Ventures / KDDI / NECキャピタルソリューション / SBIインベストメント / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / 凸版印刷 / 第一生命保険 / 電通
筑波大学の准教授・学長補佐、メディアアーティストなどの多様な肩書をもつ落合陽一氏がCEOを勤める企業。モノ中心のIoTの在り方ではなく、End to Endの社会を実装し、人口減少などの社会問題や企業のイノベーションに対して解決策を提案し、デジタルネイチャーのビジョンを描くことを目的に据える。具体的には、ホログラムとAI技術を融合させた三次元物体認識手法DeepHolo、透過性ミラーデバイスを用いた新たなシースルー型HDM実現方式Light Field Blenderなどの開発を行う。今回の調達資金は人材採用とR&Dに充てられる見込みで、大学発技術の社会実装に向けた取り組みを加速させていくという。
調達額:12億円調達先:K2 Investment Partners / NCORE VENTURES / キウムインベストメント / サムスンベンチャー投資
コロンビア大学卒業後、日本でモルガン・スタンレーMUFG証券にて株式トレーディング本部を牽引した経歴を持つエリックホワイトウェイ氏とセールスフォース・ドットコムにて創業当初から15年間の経歴を持つ飯沼純氏によって設立されたスタートアップ。主な事業はAIで手書きの文字をデータ化することが出来る「Tegaki」の運営。「Tegaki」を活用することで従来手間がかかっていたデータ入力業務の効率化とコスト削減が可能となり労働生産性の向上を実現することが可能。認識率は99%と高精度な技術を持ち合わせている。また大量の資料から必要な情報を素早く取り出す文書参照ネットワーク「Kaidoku」の運営も行なっている。2018年1月にはソフトバンクとRPA×AI分野で業務提携することを発表した。今回の調達資金は、既存プロダクトの強化、エッジコンピューティングの開発および新規プロダクトの開発を進めていく方針だ。
主にプログラミングスクール「TECH::CAMP」、短期集中プログラミング学習プログラム「TECH::EXPERT」、ITメディア「TECH NOTE」、クラウドソーシングサービス「TECH::WORK」を運営。「TECH::CAMP」では月間12800円からWebサービス開発やVR・3Dゲーム開発全6種類のコースから選ぶことが可能。2018年現在受講生9000名を超え、受講後のアンケートの結果受講満足度は98%と、非常に高い満足度を誇っている。
調達額:8億6000万円調達先:オー・エル・エム・ベンチャーズ / セガサミーホールディングス / 東京放送ホールディングス
システムエンジニアとして活躍後、自身の作品がはモントリオール国際ニューシネマフェスティバルで上映されるなど映画製作において活躍してきた深澤研氏によって2011年に設立されたスタートアップ。主な事業としてVRを超える次世代テクノロジーを仕様した没入型エンターテイメント施設などの事業を展開している。シリーズ合計4000万ダウンロードを達成した自動顔認識技術を活用したゾンビ変身アプリ「ゾンビブース 2」をリリースし、2014年には米ウォルト・ディズニーのインキュベーションプログラムである「ディズニーアクセレーター」の第1回プログラムに選出されシード投資を受けるなど、独創的なサービスで世界的にも認められている。