ニュースサマリー

EV充電インフラ事業を展開するTerra Charge、シリーズDラウンドで204億円を調達!切迫性便失禁の治療を対象とした再生医療等製品「ICEF15」を開発するイノバセル、シリーズDラウンドで73億円を調達!【最新スタートアップニュース】

2025-08-22
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。

▼トピックス

・EV充電インフラ事業を展開するTerra Charge、シリーズDラウンドで204億円を調達!調達資金は、充電インフラ網の拡充を加速するとともに、サービスのさらなる技術開発、海外事業の展開、採用・組織体制の強化への投資に活用する予定。

・切迫性便失禁の治療を対象とした再生医療等製品「ICEF15」を開発するイノバセル、シリーズDラウンドで73億円を調達!今後は、ICEF15以外のパイプライン製品の研究開発などの戦略的な取り組みを加速する方針。

注目の資金調達企業

Terra Charge

調達額:204億円
調達先:みずほ銀行 / あおぞら銀行 / 三井住友信託銀行 / りそな銀行
備考: 融資を含む / シリーズDラウンド後半 / 第三者割当増資と融資による調達 / 累計調達額は261億4,000万円 / その他金融機関からの出資を含む

イノバセル

調達額:73億円
調達先:あすかイノベーション投資事業有限責任組合 / M&G Investments / Arcus South East Asia / SBIインベストメント / Happiness Capital / Felicity Global Capital
備考:J-KISS型新株予約権の発行 / シリーズDラウンド / M&G InvestmentsがJ-KISS型新株予約権にアレンジを加えた新株予約権を通じて20億円の投資 / M&G Investments・SBIインベストメントはそれぞれの運用するファンドからの出資 

T2

調達額:50億円
調達先:宇佐美鉱油 / NX・TCリース&ファイナンス / 環境エネルギー投資 / 鈴與 / 日本郵政キャピタル / 福山通運 / 三井住友海上火災保険 / 三井倉庫ロジスティクス
備考:プレシリーズBラウンド / 累計調達額は110億7,000万円

シェアリングエネルギー

調達額:19億3,700万円
調達先:第一生命保険 / 七十七銀行
備考:融資を含む / 屋根置き低圧分散型太陽光発電システムへのプロジェクトファイナンス / アレンジャー:フィンテックグローバル / 累計調達額は236億4,000万円

WAKUWAKU

調達額:10億5,700万円
調達先:丹羽インベストメント / 鈴与商事 / ベクトル / ひょうご神戸スタートアップ投資事業有限責任組合 / 静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合 / エアトリ / スタートアップコネクト
備考:シリーズCラウンドセカンドクローズ / 累計調達額は20億8,700万円 / 他個人投資家による出資を含む

資本業務提携ニュース

ゲラッパ × クリアーション

AIおよびリアル連携を活用したオンリーワンのグローバルゲームパブリッシャーとして成長を加速させていく方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000166530.html(2025/08/18)

ソニックガーデン × クラシコム 

開発体制を持続的に強化・改善し、必要なリソースの安定確保や 中長期の開発ロードマップに関する相互連携を図っていく方針だ。
https://www.marr.jp/shared_files/contents/manews/62/62756/62756.pdf(2025/08/18)

EXORPHIA × ロート製薬 

両社が注力している再生医療分野において戦略的に、相互のリソースを活用して、事業拡大・企業価値向上を目指していく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000471.000044879.html(2025/08/20)

M&Aニュース

ゲツラク

M&A発表日:2025/08/20
取得日:2025/09/01
買収額:6,600万円(66.6%の株式を追加譲渡し完全子会社化)
買収先:エニグモ

ライトローズ

M&A発表日:2025/08/21
取得日:2025/10/01
買収額:非公開(82.2%の株式を追加譲渡し完全子会社化)
買収先:ワンキャリア

【2025年上半期】国内スタートアップ投資動向レポート

日本のスタートアップは、世界の経済動向や技術の進化に対応しながら、状況を変化させている。2025年上半期の資金調達金額は速報値で3,810億円で着地し、未だ調達環境が良くなってきているとは言えず横ばいの状態だった。米国では、前期に続きAI関連企業への集中が顕著で、PitchBookのデータによると、2025年Q1時点でAIへの資金調達額は全体の約7割に達している。こうした環境の中で、日本の国際競争力を高めるために注力すべき成長産業は何か。本レポートでは、日本の成長産業の変化を捉え、今後の成長の可能性を分析する。これからの日本の経済成長の鍵を見出すために、本レポートが一助となれば幸いである。