国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
大型蓄電池の製造・開発などを手がけるパワーエックスは1月22日、複数の金融機関からの融資を通じて95億円を調達したと発表した。23年に実施したシリーズBラウンドに続く調達で、2024年半ばにも予定する自社工場での量産を加速させる。
パワーエックスは再生エネルギーの「爆発的普及」を掲げ、大型蓄電池の製造・開発に取り組む。蓄電池を搭載したEV(電気自動車)充電器・PowerX Hyperchargerなどを展開している。
今回の融資は三菱UFJモルガン・スタンレー証券がアレンジし、複数の金融機関が参加した。同社は岡山県玉野市で自社工場を建設していて、今回の調達をきっかけに、24年半ばに予定する量産に向けた準備を加速させる。調達した資金は原材料の仕入れや設備投資などに充てられる。
「隠された世界を撮影する技術」の社会実装を目指すIntegral Geometry Science(IGS)は1月23日、総額45億円の資金調達を実施したと発表した。20億をSBIインベストメントを引受先とした第三者割当増資で、25億円を国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援事業を通じた助成金でそれぞれ確保した。
IGSは神戸大学のインキュベーションセンターに研究開発拠点を置くスタートアップ。透視技術の研究開発と社会実装に取り組んでいる。発表によると同社はこのほど、蓄電池を破壊することなく内部の電流密度分布を画像診断するシステムを開発した。これまでは出荷前検査をパスした蓄電池から爆発事故が起きることもあったが、発火リスクのある蓄電池を選別できるようになったという。
EVの普及を背景に蓄電池の生産量が増えると見込まれることから、安全性を向上させる技術として開発を続けてきたという。調達した資金で、検査システムの量産化に向けた技術開発や海外展開などを進めていく。
サッカー元日本代表でエンジェル投資家としても知られる本田圭佑氏はこのほど、「日本企業を世界No.1にする」を掲げて新たなファンドを設立した。
本田氏のX(旧Twitter)によると、ファンドの名称は「X&KSK Fund」。シード・シリーズAのスタートアップに投資する。業種は問わず「どれだけグローバルで勝ちたいか」を重視する。最大で30社への出資を見込む。
本田氏は世界一へのステップとして、デカコーン(時価総額100億ドル以上の未上場企業)を生み出すと宣言。VCや政府、大企業などが協力しあうことの重要性に触れ「世界1を目指せば一致団結できる。僕がサッカーで学んだことです」と訴えた。
調達額:95億円
調達先:三菱UFJモルガン・スタンレー証券 / 三菱UFJ銀行 / JA三井リース / 中国銀行 / 三菱HCキャピタル / 伊予銀行 / 商工組合中央金庫 / 東銀リース
備考:三菱UFJモルガン・スタンレー証券がアレンジ
調達額:45億円
調達先:SBIインベストメント
備考:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構のディープテック・スタートアップ支援事業における助成金を含む(25億円)
調達額:19億4,000万円
調達先:パーソルベンチャーパートナーズ / ANRI / 千島土地 / 京信ソーシャルキャピタル / マネーフォワードケッサイ / Yoii / 他複数社
備考:第三者割当増資ならびに、金融機関やリース会社等からのアセットファイナンスおよび融資(借入枠含む)等により調達
調達額:15億円
調達先:Eli Lilly and Company(リード) / santec Holdings
備考:累計調達額は約35億円
調達額:7億2,000万円
調達先:ニッセイキャピタル / ネットイヤーグループ / SMBCベンチャーキャピタル / 静岡キャピタル / MIRAISE / SOLIZE / SDFキャピタル / など
備考:シリーズBラウンド / 累計調達額は11億7,000万円
本田圭佑、日本人起業家向け新ファンド 「国内スタートアップ界に危機感」
https://forbesjapan.com/articles/detail/68649(2024/1/21)
契約書の管理は、入れるだけ。Hubbleが「Hubble mini」をリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000027155.html (2024/01/22)
ショップ要らず、リンクを貼るだけで商品販売できる「リンクモール」を提供開始、株式会社ファイナイトフィールド
https://www.atpress.ne.jp/news/382138(2024/1/24)
「PR TIMES」で配信されるテクノロジー関連等のプレスリリースを転載する取り組みや、「テクノエッジ」および「PR TIMES」を利用する事業者に対し、セミナーやイベントなどを共同で実施していく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001372.000000112.html (2024/1/23)
不動産クラウドファンディングの可能性を拡げ、韓国をはじめアジア地域での案件の充実を図り、プラットフォームの構築に取り組んでいく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000129906.html (2024/1/24)
、両社の機能を生かした連携を強化し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくという。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000092942.html (2024/1/24)
クリエイター×エンターテインメント施設で魅⼒の再発掘と最⼤化を目指していく方針。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000019796.html(2024/1/26)
自治体や企業の様々な課題の解決を支援していくとしている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000049020.html(2024/1/26)
M&A発表日:2024/1/22
取得日:2023/12/15
買収額:非公開
買収先:インタラクティブパートナーズ
M&A発表日:2024/1/2
取得日:2024/1/30
買収額:2,900万円
買収先:ポーターズ
M&A発表日:2024/1/25
取得日:2024/1/10
買収額:非公開(全株式取得)
買収先:Relic
M&A発表日:2024/1/26
取得日:2024/1/6
買収額:非公開(全株式取得)
買収先:医師のとも
【新規上場承認企業】
上場承認日:2024/01/24
上場予定日:2024/02/28