国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
フィットネスブランドの「VALX(バルクス)」などを運営するレバレッジは1月5日、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友銀行などから総額30億円の融資を受けたと発表した。
レバレッジは、ボディビルダーとして活躍した山本義徳氏がプロデュースするフィットネスブランド「VALX」などを手掛ける。「VALX」 ではプロテインやサプリメント、それにトレーニンググッズなどを取り扱う。発表によると、2022年10月期の売上高は67億円以上。
山本氏がトレーニングのノウハウなどを解説する同ブランドのYouTubeチャンネルは63万を超える登録者数を誇るなど人気があり、2022年1月には東京品川区の武蔵小山エリアに24時間利用可能なフィットネスジムをオープンした。
今回の調達は全て借入によるもので、既存株主の持株比率を低下させずに運転資金を確保できる。レバレッジは発表で、「高成長に加え良好な財務基盤を確立しているため低金利の借入のみによる大型資金調達に至った」としている。
ロケットによる宇宙輸送を手掛けるインターステラテクノロジズはこのほど、SBIインベストメントを引受先とする第三者割当増資で10億円を調達したと発表した。
インターステラはロケットの設計や製造、それに打ち上げまでを自社でカバーする。弾道飛行を行う観測ロケット「MOMO」は、初号機・2号機の失敗を経て、2019年5月に3号機が宇宙空間へ到達。民間企業単独では国内初だった。
「MOMO」は実験機器を載せて飛ぶほか、民間企業のプロモーション目的でも活用されており、これまでに3度宇宙空間に到達している。
調達した資金は「MOMO」に続くロケット「ZERO」の研究開発や材料費などに充てられる予定。「ZERO」は超小型の人工衛星を宇宙空間に運ぶロケットで、2023年度の初号機打ち上げを目指す。
発表によると、ロケットは衛星を宇宙空間に運ぶための唯一の手段。世界の宇宙輸送のおよそ2割はロシアのロケットが担っていたが、ウクライナ侵攻の影響で日本や欧米諸国などは利用できなくなっていたという。
インターステラは東京工業大学大学院出身の稲川貴大・代表取締役社長がロケット開発技術をリードするほか、取締役・創業者として実業家の堀江貴文氏が名を連ねる。
プリペイドカードの「バンドルカード」などを手掛けるカンムは昨年末、三菱UFJ銀行と資本業務提携契約を締結すると発表した。今後、三菱UFJ銀行が既存株主の保有する株式を一部取得し、カンムを連結子会社化する予定。
カンムは2016年9月にオンライン決済サービスの「バンドルカード」をリリースした。アプリから氏名や電話番号などを入力すればVisaのプリペイドカードが発行され、買い物に使える。
手元に資金がなくても残高を追加できる「ポチっとチャージ」機能が特徴。利用者は翌月末までに手数料を上乗せして支払う「後払い決済」という仕組みだ。
資本業務提携によりカンムは、三菱UFJ銀行の口座保有者など、新たな潜在顧客へのアクセスが可能になる。三菱UFJはカンムの後払い決済のノウハウなどと自社サービスの組み合わせなどを進めていく。
発表時点でカンムの全株式のうち14.4%を保有するフリークアウト・ホールディングスによると、カンムの評価額は250億円。フリークアウトは143億円分を売り出し、108億円の売却益を得る見込みだという。
調達額:45億円調達先:SBIファイナンシャルサービシーズ
調達額:30億円調達先:みずほ銀行 / りそな銀行 / 三井住友銀行 / その他大手金融機関を含む
調達額:10億円調達先:SBIインベストメント備考:SBIインベストメントが運営するファンドを通じて調達
調達額:9億4,000万円調達先:イノベーション京都2016投資事業有限責任組合 / Abies Ventures Fund I, L.P. / 大陽日酸 / 伊藤忠商事 / きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合 / 常陽銀行はつくばエクシード投資事業有限責任組合備考:シリーズBラウンドセカンドクローズ
調達額 : 6億円調達先 : 慶應イノベーション・イニシアティブ / 東京大学協創プラットフォーム開発 / MSFキャピタルパートナーズ / グリーンコア備考 : シリーズAラウンド
調達額:5億5,000万円調達先:プライベートエクイティファンドや大手金融機関からの出資
Sotasの外部CTOにKotlinFest代表 長澤太郎氏が就任https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000107222.html(2022/12/26)
国内製造業のDXを支援するスカイディスク、取締役CFOに岡田 翔が就任https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000022401.html(2023/1/5)
株式会社MagicPod、事業拡大に伴い本社を移転。約7倍に増床。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000027392.html(2023/1/5)
SymEnergyと東急不動産は資本業務提携を締結。今後は、相互補完関係を築き、電源開発事業、電力小売事業等において、さらなる発展を目指す方針だとしている。
https://symenergy.co.jp/news/release/20221227-7666.html?id=newsCategory(2022/12/27)
人機一体と竹中土木は資本業務提携を締結。今後は、竹中土木と協働し、現場の高齢化・人手不足、重労働等の解決に取り組む方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070266.html(2022/12/28)
化学薬品を一切用いず極めて短時間で醸造物・発酵物を製造する技術を持つハイドロパウテックは、ロッテと資本業務提携を締結。資本業務提携を通じてチョコレート領域を中心に技術革新とアップサイクル等に取り組んでいく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001947.000002360.html(2022/1/6)
M&A発表日:2022/12/27取得日:2023年春頃買収額:160億円(70%を取得)買収先:三菱UFJ銀行
M&A発表日:2022/12/28取得日:2022/12/28買収額:非公開(全株式を取得)買収先:NE
「負担少なく膵がん治療を」ソニア・セラピューティクスが23億5,000万円を調達。レスタスは採用・マーケ強化へ【最新スタートアップニュース】(リリース日:2022/12/26)
事業会社やCVCの出資ニーズをもとに、スタートアップ企業に最適な資本業務提携候補をご紹介します。国内外200社以上の事業会社やCVCと情報連携をすることで、出資注力領域や出資可能金額、出資検討期間などの出資ニーズを集約しているこのサービス。スタートアップの資金調達目的やスケジュールに沿った調達可能性がある企業との商談を実現します。