シリーズAで54億円調達、New Innovationsとは？web3領域ではフィナンシェが11億円調達、50億円ファンドも【最新スタートアップニュース】
2023-04-17
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STARTUPS JOURNAL編集部
国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
AIやロボティクスを活用した無人化・省人化事業などを手がけるNew Innovationsは4月12日、シリーズAラウンドで54億1,000万円の資金調達を実施したと発表した。
SBIインベストメントやグローバル・ブレインなど12社を引受先とした第三者割当増資により26億3,000万円を、金融機関からの融資やリース枠の設定などで27億8,000万円をそれぞれ調達した。
New Innovationsは、AIやロボティクスなどを活用して人間が行っていた業務を無人化・省人化する事業を手がける。2021年4月からは、スマホアプリで指定した時間にコーヒーを受け取れるカフェロボット「root C（ルートシー）」を展開する。顧客のライフスタイルや嗜好に合わせたコーヒーを提案する機能がある。
省スペースのため店舗を設置できない場所にも進出できる点が特徴。同社の発表によると、オフィスビルや駅、商業施設などで設置が進められているという。
資金調達をきっかけに「root C」のサービスを拡大していく。同社は現在、自動調理ロボットの開発・研究などを進めており、新規事業にも投資する。
ブロックチェーン技術を活用したトークン発行型クラウドファンディングプラットフォームを手がけるフィナンシェは4月12日、総額11億円の資金調達を実施したと発表した。
すでに発表されていたFFGベンチャービジネスパートナーズの運営ファンドと丸井グループからの調達に、J.フロントリテイリングを加えた総額が11億円となる。今後、セカンドクローズでの追加調達も予定する。
同社が展開する「FiNANCiE」では、クラウドファンディングに出資することでファンコミュニティの「トークン」を保有でき、コミュニティの運営方針などを決める投票に参加できるようになる。保有量が多いほど意思決定に与える影響も増大する仕組みだ。プロサッカーチームなどが活用している。
今回の資金調達は出資元との事業連携を目的としており、フィナンシェは発表で「トークンエコシステムの形成・拡張を一気通貫で支援する国内唯一のWeb3プラットフォームの確立を目指す」などとしている。
スカイランドベンチャーズは4月14日、web3領域を中心に投資するSkyland Ventures 4号ファンドを総額50億円で組成完了したと発表した。
4号ファンドは2022年4月に組成され、シードステージのweb3スタートアップを中心に投資を続けてきた。これまでの投資先には、同じ趣味や関心を持つ人との繋がりを持てるバーチャルワールド「Yay!」を運営するナナメウエや、ふるさと納税にNFT（非代替性トークン）を掛け合わせるあるやうむなどがある。
このほど、新たなファンドへの出資者としてSBIグループが加わり、総額50億円で組成を完了したという。同時に、2023年に国内外の3社へ新たに出資したことも明らかにした。
調達額：54億円調達先：SBIインベストメント / グローバル・ブレイン / KDDI Open Innovation Fund 3号 / 31VENTURES / HERO Impact Capital / SMBCベンチャーキャピタル / 静岡キャピタル / ディープコア/ ザシードキャピタル / 笠原 健治 / 三井住友銀行 / みずほ銀行 / 三菱UFJ銀行 / 静岡銀行 / 東日本銀行 / 三菱HCキャピタル / 他2社備考：シリーズAラウンド
調達額：11億円調達先：FFGベンチャービジネスパートナーズ / 丸井グループ / J.フロントリテイリング備考：1stクローズ / FFGベンチャービジネスパートナーズはファンドを通して出資
調達額：10億円調達先：Sony Innovation Fund / あおぞら企業投資 / 静岡銀行 / 日本政策金融公庫 / みずほ銀行備考：シリーズBラウンド / 広告事業譲渡による調達含む
調達額：5億9,000万円調達先：KUSABI / DGベンチャーズ / Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合 / 三菱UFJ信託銀行 / りそなキャピタル6号投資事業組合 / 日本政策金融公庫 / りそな銀行備考：シリーズBラウンド
調達額：3億円調達先：KDDI Regional Initiatives Fund 1号(リード) / ウイング・キャピタル・パートナーズ / SMBCベンチャーキャピタル / 佐銀キャピタル&コンサルティング / D4V / 南都キャピタルパートナーズ / みずほキャピタル / ヤマタネ備考：シリーズAラウンド
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Skyland Ventures、Web3領域中心に投資する新ファンド総額50億円規模にて組成完了 -SBIグループが出資者として参画・Taiko, KEKKAI, Desoulなどへ新たに出資https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000008324.html (2023/4/14)
JP UNIVERSEと凸版印刷が資本業務提携を締結した。今後は、両社が持つ知見を生かし、国内外のスマートシティ関連事業におけるメタバース技術の活用を目指す方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000119981.html (2023/4/12)
SPACE WALKERとJALUXが資本業務提携を締結した。今後は、 両社のお互いの強みを生かすことで、新規ビジネスの創出、事業拡大を目指す方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000036314.html (2023/4/12)
坂ノ途中とKOBASHI HOLDINGSが資本業務提携を締結した。今後は、既存事業のみでなく、農業者の経営ハードルを下げるために生産者を巻き込んだオンライン農業プラットフォームの構築を目指す方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000041621.html (2023/4/14)
グラファーとチェンジホールディングスが資本業務提携を締結した。今後は、さらなる行政のデジタル化の推進や新サービスの開発を目指す方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000038525.html (2023/4/14)
L-DXとピアズが資本業務提携を締結した。今後は、「L-DX」を活用した店舗を含めたオペレーション全体のDX化を推進し、当社のオンライン接客等と組み合わせることでより顧客の生産性向上を目指す方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000034339.html (2023/4/14)
【新規上場企業】
上場日：2023/04/12公開価格：254円初値：1,000円（公開価格比：+746円、+293.7％）時価総額初値：804億2,000万円
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