国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
途上国で中小零細事業向け小口金融(マイクロファイナンス)サービスを展開する五常・アンド・カンパニーは2月22日、シリーズEラウンドとして、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)から30億円を調達したと発表した。
五常は5カ国・9社のグループを通じて、インドやミャンマー、カンボジアなどで中小零細事業向けの小口金融事業を展開している。2030年までに50カ国、1億人を対象に、低価格かつ良質な金融サービスを届けることを目指す。2022年12月末時点で融資顧客数は150万人、同残高は1,000億円を超えたという。
海外需要開拓支援機構は、日本の商品やサービスの海外需要の拡大などを目的に2013年に設立された官民ファンド。五常は今回の出資について、誰もが必要な金融サービスにアクセスできることを指す「金融包摂」などの領域で、「日本の認知度・信頼性向上に係る貢献について、海外需要開拓支援機構の政策的意義に資するものとして信任をいただいたと考えている」としている。
五常の創業からの累計調達額は252億円となった。
社会人向けオンライン学習サービスを手掛けるSchoo(スクー)は2月22日、シリーズEラウンドとして、インキュベイトファンドをリード投資家として21億5,000万円を調達したと発表した。調達にはデットファイナンスも含まれる。
同社が展開する学習サービス「Schoo」は「未来に向けて、社会人が今学んでおくべきこと」をコンセプトに、デジタルリテラシーやビジネス基礎などをテーマに生放送と録画形式で授業を配信する。録画授業は約8,000本あり、登録会員も84万人を超えたという。
Schooは、岸田政権が推進する「リスキリング(学び直し)」を追い風とみる。岸田政権が2022年10月に取りまとめた「総合経済対策」は、構造的な賃上げを実現させるための手段の一つとして成長分野への人材の移動を掲げる。このために必要とされるのがリスキリングで、対策では「人への投資」支援パッケージとして今後5年間で1兆円の投資を実行するとしている。
Schooは発表で「デジタル分野をはじめとするリスキリングが、社会において重要なインフラとなっていくことは明らか」と指摘。市場拡大に合わせて採用・組織体制の強化を進めるとしている。
製造現場向けロボットを手掛けるロビットは2月20日、医療用漢方製剤のツムラと資本業務提携を結んだと発表した。
発表によると、ツムラが生産する漢方薬は原料となる生薬が多岐に渡ることから、工場での異物除去や不良品選別作業は目視で行われてきた。ロビットとツムラは2019年からこの作業の自動化を目指し、AIによる生薬の自動選別機の共同開発に着手。このほど、技術開発が終了したという。
ロビットは、ツムラを引受先とする第三者割当増資で4億9,900万円を調達し、資本業務提携を結ぶ。今後はAI自動選別機をツムラの国内外4拠点に導入するほか、自動で検査できる生薬の拡大などを目指すという。
調達額:30億円調達先:海外需要開拓支援機構備考:シリーズEラウンド
調達額:21億5,000万円調達先:インキュベイトファンド(リード)/ 第一生命保険 / 中国電力 / SBI新生銀行 / 商工組合中央金庫備考:シリーズEラウンド
調達額:17億円調達先:環境エネルギー投資 / 関西電力備考:シリーズBラウンド
調達額:8億円調達先:ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社 / Hamagin DG Innovation投資事業有限責任組合 / TVQ九州放送 / りそなキャピタル6号投資事業組合 / エッグフォワード / グローバルキャスト / ユニゾンシステムズ / 四条 / 戸田建設備考:融資による調達も含む
調達額:6億5,000万円調達先:グロービス・キャピタル・パートナーズ / SIG Asia Investments備考:シリーズAラウンド
新メタバースサービス「My Vket」β版、Webブラウザでオリジナルのデジタルファッションが作れる新機能を実装!制作したデザインデータは販売も可能!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000246.000034617.html (2023/02/22)
NGA、ChatGPT技術実装済の第3世代AI採用アプリ『HelloBoss』を正式にリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000083628.html (2023/02/22)
GPT-3でメール作成を自動化する「yaritori AI(α)」の提供開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000055109.html (2023/02/24)
ツムラと資本業務提携に関する契約を締結し、同時にツムラを引受先とする第三者割当増資で4億9,900万円を調達した。今回の資本業務提携により、⽣薬AI⾃動選別機の導⼊および対象⽣薬数の拡⼤、⾮破壊検査による⽣薬の成分解析AIおよび装置の開発、その他の業務連携を目指す方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000020284.html (2023/02/20)
加和太建設をはじめとする全国各地で地方創生やまちづくりに携わる複数の地域有力企業と資本業務提携を締結した。今後は同社の持つ空き家・遊休不動産利活用のノウハウと加和太建設をはじめとする各企業の有する事業基盤やネットワークを掛け合わせ、地方創生・地域活性化の取り組みを加速する方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000061795.html (2023/02/21)
アイザックとの資本業務提携および戦略的パートナーシップを締結した。今回の提携により、これまでフィットネス業界が活用しきれていなかったAIの活用やフィットネスジムのDX化の推進など、アイザックのWebサービス開発の強みを活かしてサービスの共同開発を行い、「THE NUDE」ブランドの更なる発展を目指す。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000055595.html (2023/02/22)
M&A発表日:2023/2/15取得日:2023/3/31買収額:非公表買収先:東陽テクニカ
M&A発表日:2023/2/17取得日:2023/3/31買収額:非公表買収先:U-NEXT
【新規上場承認企業】
上場承認日:2023/02/20上場予定日:2022/03/28
上場承認日:2023/02/22上場予定日:2022/03/29
上場承認日:2023/02/22上場予定日:2022/03/30
上場承認日:2023/02/24上場予定日:2022/03/31
Googleから調達、STORESが集客機能強化へ。温室効果ガス排出量を算定、ゼロボードは24億4,000万円調達【最新スタートアップニュース】(リリース日:2023/02/20)
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