「負担少なく膵がん治療を」ソニア・セラピューティクスが23億5000万円を調達。レスタスは採用・マーケ強化へ【最新スタートアップニュース】
2022-12-26
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STARTUPS JOURNAL編集部
国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
集束超音波（HIFU）治療装置の研究開発に取り組むソニア・セラピューティクスは12月23日、シリーズBとして、既存投資家5社と新規投資家6社を引受先とする第三者割当増資で23億5000万円を調達したと発表した。これで、助成金を含む累計調達額は31億円となった。ソニア・セラピューティクスは東京女子医科大学、東北大学、東京医科大学で開発された技術やノウハウをもとに2002年2月に設立された。同社が開発を進めるHIFU（ハイフ）治療装置は、集束超音波（High-Intensity Focused Ultrasound＝HIFU）を照射してがんを加熱・壊死させることができる。放射線被曝がないため繰り返し治療を受けられるほか、体への負担も少ないなどのメリットがある。最初の治療対象として膵がんを見据える。調達した資金は膵がんの国内治験や、海外展開を含む事業拡大などに充てる方針だ。
タオルやカレンダーなどのカスタムオーダーメイド商品のプラットフォームを運営するレスタスは23日、シリーズBで、総額10億円を調達したと発表した。既存投資家であるハックベンチャーズとみずほキャピタルの2社に加え、新規投資家を引受先とする第三者割当増資を実施したほか、複数の金融機関から融資を受けた。累計調達額は20億円となった。レスタスが運営するプラットフォームでは、タオルやカレンダー、それにクリアファイルなど、4000点を超えるカスタムオーダーメイド商品を発注できる。同社によると、既存のEC（電子商取引）プラットフォームでカスタムオーダーメイド品を作ろうとした場合、煩雑な作業が必要だったり、複数の卸業者などを経由して価格がつり上がったりするなどの課題があった。これに対しレスタスは、注文に必要な手続きをWeb上で完結するようにしたほか、メーカーとの直接取引を実現することでコストを引き下げたとしている。調達した資金は、より多様なニーズに応えるための連携強化や採用・マーケティングに充てられるという。
官民ファンドの産業革新投資機構（JIC）はこのほど、グループ子会社のJIC ベンチャー・グロース・インベストメンツ（VGI）に2000億円規模の2号ファンドを設けると発表した。設立時期は2023年1月で、1200億円規模の1号ファンドの後継となる。成長軌道にある「グロース」フェーズにおけるリスクマネーが不足しているという課題感のもと、2000億円のうち1700億円をグロース投資に充てる。領域として、産業DXやフィンテック、それにAI・IoTや脱炭素化・新エネルギーなどを見込む。残りの300億円については、創業初期の「アーリー」フェーズにあるディープテック領域とライフサイエンス領域にそれぞれ振り分けて投資する方針。ディープテックでは量子情報技術や宇宙利用技術、ライフサイエンスでは革新的創薬やメディカルデバイスなどを想定している。また23年春に向け、400億円規模の「オポチュニティファンド」の立ち上げも検討する。ベンチャーキャピタルなどが保有する案件を買い取る「ダイレクト・セカンダリー」や、IPO後のスタートアップを対象にした増資などの役割を見込んでいる。
調達額：23億5,000万円調達先：ニッセイ・キャピタル / 野村スパークス・インベストメント / 大和企業投資 / りそなキャピタル / Carbon Ventures / QRインベストメント / JA三井リース / ファストトラックイニシアティブ / SBIインベストメント / 三菱UFJキャピタル / FFGベンチャービジネスパートナーズ / 肥銀キャピタル備考：シリーズBラウンド
調達額：10億円調達先：ハック大阪投資事業有限責任組合 / みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合 / おおさか社会課題解決2号投資事業有限責任組合 / 関西イノベーションネットワーク投資事業有限責任組合 / ナントCVC3号あけぼの投資事業有限責任組合 / ちゅうぎんインフィニティファンド2号投資事業有限責任組合 / ごうぎんキャピタル5号投資事業有限責任組合 / キングプリンターズ / AGキャピタル / りそなキャピタル6号投資事業組合 / FCベンチャー企業投資任意組合1号 / セブンスターズキャピタル1号投資事業有限責任組合 / 三菱UFJ銀行 / みずほ銀行 / りそな銀行 / 商工組合中央金庫 / 日本政策金融公庫 / その他新規投資家含む備考：シリーズBラウンド
調達額：7億円調達先：みやこキャピタル / 海外通信・放送・郵便事業支援機構
調達額：6億4,000万円調達先：Spiral Capital（リード） / ANRI / Beyond Next Ventures / DG Daiwa Ventures / 三菱UFJ銀行 / 商工組合中央金庫 / 日本政策金融公庫備考：シリーズAファーストクローズ
調達額：4億円調達先：ジャフコ グループ / DNX Ventures / Angel Bridge / 有安伸宏 / tb innovations / SBIインベストメント / 宮銀ベンチャーキャピタル / 日本政策金融公庫備考：プレシリーズAラウンド
量子・バイオ新興支援 革新機構、2000億円の新ファンドhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA168K70W2A211C2000000/ (2022/12/21)
TBM、カタログやパンフレットのDXを推進、LIMEX製品の印刷とデジタル化の統合ソリューション「PDX」を提供開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000277.000016815.html (2022/12/21)
本田圭佑、学生に投資するファンド「KSK Mafia」を創設https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000113692.html(2022/12/21)
VARIETASとウィザスが資本業務提携を実施。今後は両社の強みを活かし、不透明な時代における、顧客一人ひとりの成長とキャリア形成を支援していく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000084532.html（2022/12/20）
オプティムとぐるなびが資本業務提携を実施。今後は両社のシナジーを最大限に発揮し、高度な飲食店DXサービスの展開を通じて、外食産業のDX推進を加速させるサービスを実現していく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001225.000001511.html（2022/12/21）
サグリとSBテクノロジーが資本業務提携を実施。今後も農業分野のDX化を推進することで農業と環境課題の解決をしていく。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000040885.html（2022/12/21）
Ideinと伊藤忠商事が資本業務提携を実施。今後は両社の事業基盤や広範なネットワークを活かし、流通業やサービス業、不動産業や製造業、社会インフラなどの各分野に最適なエッジAIサービスを提供することを目指す。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000026271.html（2022/12/23）
【新規上場企業】
上場日：2022/12/20公開価格：4600円初値：10,510（公開価格比+5,910円、+128.47%）時価総額初値：194億700万円
上場日：2022/12/20公開価格：660円初値：1,280円（公開価格比+620円、+93.93%）時価総額初値：127億100万円
上場日：2022/12/19公開価格：1,500円初値：2,733円（公開価格比+1,233円、+82.20%）時価総額初値：84億6,200万円
上場日：2022/12/21公開価格：340円初値：521円（公開価格比+181円、+53.23%）時価総額初値：77億2,500万円
上場日：2022/12/22公開価格：340円初値：476円（公開価格比+136円、+40.00%）時価総額初値：200億1,700万円
上場日：2022/12/23公開価格：1800円初値：1,760円 (公開価格比-40円、-2.2％）時価総額初値：293億6,900万円
M&A発表日：2022/12/23取得日：非公開買収額：非公開買収先：イーソーコドットコム
クリーンエナジーコネクト、グリーンプロジェクトボンドを通じて87.6億円を調達など、最新のスタートアップニュース（リリース日：2022/12/19）
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