「コンビニの数超えた」電動モビリティシェアのLuup、法改正追い風に36億円調達。UPSIDER、みずほFGと「融資特化ファンド」設立【最新スタートアップニュース】
2023-11-13
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STARTUPS JOURNAL編集部
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国内の成長産業やスタートアップに関する幅広い情報を収集・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、スタートアップニュースサマリーを配信している。
電動キックボードなど「電動モビリティ」のシェアリングサービスを展開するLuupは11月7日、デットファイナンス（用語解説）などで36億円を調達したと発表した。累計の調達額は127億円となった。
Luupは、小型かつ1人乗りの電動モビリティを対象としたシェアリングサービスを8つの都府県で展開する。モビリティのレンタルや返却を行う「ポート」も拡大を続けていて、発表によると東京渋谷区・目黒区ではコンビニの店舗数を超えたという。
2023年7月には道路交通法が改正され、要件を満たす電動キックボードは16歳以上ならば免許不要で乗れるようになった。Luupはこうした流れを受け「本格事業展開のフェーズに移行することができた」とし、ポートの新設などを進めていく。
調達した36億円のうち、25億円は三井住友銀行をアレンジャーとするシンジケートローンで確保した。資産を元手に調達するアセットファイナンスも活用した。
東北大学発の先端技術を用いた半導体の回路設計などを手がけるパワースピンは11月10日、第三者割当増資で25億円を調達したと発表した。
パワースピンは2018年、東北大学で研究されてきた「スピントロニクス半導体技術」などの社会実装を加速するために設立された。東北大学スタートアップ事業化センターの公式サイトによると、「スピントロニクス半導体技術」は電子の回転で発生する磁気の向きを利用して記憶や演算を行う技術を指す。従来の半導体よりも消費電力を大幅に削減することが期待されている。
リード投資家はジャフコ グループが務めた。三菱UFJキャピタル、スパークス・アセット・マネジメント、JIC・ベンチャー・グロース・インベストメンツも引受先となった。グローバルでの人材採用などを強化する。
法人カード事業などを手がけるUPSIDERは11月9日、みずほフィナンシャルグループとの合弁事業として、スタートアップ向け融資に特化したファンドを設立したと発表した。
ファンドの名称は「UPSIDER BLUE DREAM Growth Fund 1号」。グロースステージのスタートアップを対象に1社あたり最大10億円を融資する。UPSIDERの子会社であるUPSIDER Capitalがファンド運営にあたる。
UPSIDERは法人カード事業を通じ、AIを活用して与信枠を算定してきた。この技術を融資事業にも活かす方針で、最短1週間で与信判断・資金供給などを実現したいとしている。
調達額：36億円
調達先：三井住友銀行 / 三井住友信託銀行 / 日本政策金融公庫 / 商工組合中央金庫 / りそな銀行 / 京都銀行 / リコーリース / 三井住友ファイナンス&リース / クレディセゾン / 三井住友トラスト・パナソニックファイナンス / JA三井リース / NECキャピタルソリューション
備考：25億円については三井住友銀行をアレンジャーとするシンジケートローン / 累計調達額は約127億円
調達額：25億円
調達先：ジャフコSV6投資事業有限責任組合（リード）/ ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合（リード）/ 三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合 / 未来創生3号投資事業有限責任組合 / JICベンチャー・グロース・ファンド2号投資事業有限責任組合
備考：シリーズCラウンド / 累計調達額は約35億5,500万円
調達額：20億円
調達先：Keyrock Capital Management
備考：シリーズAラウンドファイナルクローズ / シリーズAラウンドでの調達金額は総額約102億円 / 累計資金調達額は約132.6億円
調達額：11億6,000万円
調達先：SBIインベストメント(リード) / DG Daiwa Ventures / NetEase Games / ウイング・キャピタル・パートナーズ / オー・エル・エム・ベンチャーズ / サムライインキュベート / 電通グループ / 三菱UFJキャピタル
備考：シリーズCラウンド / 累計調達金額は約25億円
調達額：11億円
調達先：SBIインベストメント / きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合 / 新生企業投資 / ニッセイ・キャピタル / SMBCベンチャーキャピタル / エッグフォワード / ベネッセホールディングス / ポーラ・オルビスホールディングス / モバイルコム / ピーバンドットコム / エアトリ / 中尾マネジメント研究所 / morich / ユニコーンファーム / Archetype Ventures / STRIVE / グローブアドバイザーズベンチャーズLLP / みずほキャピタル / 個人投資家含む
備考：シリーズBラウンド
株式会社ヨセミテ、モノづくりデザインプラットフォーム『YOSEMITE』の提供を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127924.html(2023/11/7)
Morus、シンガポールの著名フードテックアクセラレーター「Innovate 360」のプログラムに日本企業で初採択
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000091970.html(2023/11/8)
UPSIDERとみずほフィナンシャルグループによる合弁事業の開始およびグロースステージのスタートアップ向けデットファンドの設立について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000076272.html(2023/11/9)
サステナブルな社会の実現を目指して、デジタルを活用した新たな価値の創出・市場への提供をしていきたいとしている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000080115.html (2023/11/06)
両社共に、双方の顧客に高品質なサービス提供することに加え、インターネット広告分野で新たな価値を創造し続けることを目指していくとしている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000386.000013544.html (2023/11/06)
今後は、提案やリスク評価を始めとする業務支援、コンサルティングを行い、バイサイド・セルサイド両方のバリューアップにつながるM&Aを支援する方針だという。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000122816.html (2023/11/07)
それぞれの強みを活かし協力することで競争力を高め、今後の成長戦略を盤石なものとすることを目指し、ファン層の拡大と認知度向上を目的としたクラウドファンディングやミードに関するセミナーなどの販促活動を行っていくという。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000083368.html (2023/11/08)
コメ由来の生分解性樹脂「ネオリザ」を用いた農業資材における共同開発を進める方針だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000112847.html (2023/11/10)
教育の多様化に伴う、デジタルコンテンツのニーズ、事業機会が高まりを受けデジタル領域での成長と新規事業開発を行う方針。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000015175.html (2023/11/10)
ドコモ・バイクシェアのシステム基盤であるシェアリングプラットフォームのシステムを使用し、既存のサイクルポート設置場所を活用してサービスを提供する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000101726.html (2023/11/10)
M&A発表日：2023/11/7
取得日：2023/12/1
買収額：非公表（全株式を取得）
買収先：東京通信グループ
【新規上場承認企業】
上場承認日：2023/11/8
上場予定日：2023/12/12 ~ 12/18
上場承認日：2023/11/8
上場予定日：2023/12/12
上場承認日：2023/11/10
上場予定日：2023/12/15
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